momo☆彡のスタイル。Ⅱ

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見返りを期待しちゃダメ

momo☆が高校の頃。とっても素敵な先生と出会いました。
女性の先生だったんだけど、美人というよりチャーミングな感じ。年齢よりずっと若く見える素敵な人。


先生はわたしの高校1年のときの担任でした。
高校ははっきり言って希望の高校ではありませんでした。希望してた高校より2ランクも落とした高校でした。momo☆は中学のとき、あまりいい生徒ではなかったので、試験の成績は学年で上位だったのに、いわゆる内申書のせいで、そのレベルに見合う高校に進むことがかなわなかったのです。
そんなため、高校生活は失意の3年間の始まりでした。
タエコガコエタのお話は、その失意を晴らすためにガリ勉してたころのお話。


で、希望を失ってた高校1年の頃、クラスメートとうまくいかず、すごく悩んでいたことがありました。
例えば、わたしはこうして頑張ってるのに、どうしてわかってもらえないんだろう・・・とか、どうせ誰もわたしのことなんてわかろうとしてくれないんだ・・・とか。
ある日、すべてを投げ出したくなってしまい、学校に行くふりをして、そのまま学校をさぼって、市内の繁華街をひとりでブラブラしてました。たいしてお金も持っていないし、しょせん高校生の行動範囲なんてたかが知れてるので、結局は夕方に家に戻るしかないんだけど・・・。
で、その翌日、学校に行ったときに先生に呼ばれて、なぜサボったのか聞かれました。先生は頭ごなしに叱ったり、お説教をすることもなく、わたしの話を真剣に聞いてくれました。
わたしは高校生活に行き詰まってることを正直に打ち明けました。普通の先生にだったら話す気も起きなかったんでしょうけど、なぜかその先生だけには自然と打ち明けることができたのです。
先生はひととおり聞いてくれると、こんなことを言ってくれたんです。



他人からの見返りを期待して行動しちゃダメ


って。
所詮は他人なんだから自分の期待通りに動いてはくれない。期待したら、それに反したときにはショックだし相手の憎しみに変わってしまう。でも相手はそんなこと知るはずもないことで、それは逆恨みでしかない。もっと主体性を持って行動しなきゃダメだ。
それに「やってあげてる」なんてのは、相手にしてみたら余計なおせっかいかもしれないし、鼻持ちならないことでしかない、って。


眼からうろこが落ちました。
これまで「何でわかってもらえないんだろう」って、思ってきたけど、他人に自分のことなどわかってもらえるわけがない。もっと言えば、相手がどう思うかなんて必要以上に考える必要もないし、誰の何気ない言葉で傷つけられたとしても、その人はそれほど真剣にわたしのことなど深く考えてないから、あんまり気にする必要もないって思えるようになりました。
あとで聞いた話なんですが、その先生のご主人は脳性麻痺の方なんだそうで、相手に見返りを期待してたらとてもじゃないけどうまくやっていけない生活をしていたんだそうです。でも先生はご主人のこととっても愛していらして、ラブラブなんだそうです。うらやましい。そんな先生だからこそ、先生の言葉を素直に聞き入れることができたんだなぁって思います。


 


今日読み終わった『女王陛下のアルバイト探偵(アイ)』でも、主人公のリュウ君がこんなことを言ってます。


 



ミオのためじゃない。ミオのためだと思ったら自分を欺くことになる。ミオを思う、自分のために、今、僕はここにこうしている。
命を賭けるのは、ミオへの僕の気持ちだ。ミオを好きな、自分の意志を貫くためだ。さもなければ、ミオに対し、「してやってる」というまちがった考えが生まれてしまう。それは、ひいては、ミオを恨む気持に発展するかもしれない。そうじゃない。そうではいけないのだ。僕は、ミオのためではなく、ミオを愛する、自分のために頑張っている。


 


そのとおりだと思います。
でも人間ってやっぱり弱い生き物だから、つい他人に甘えてしまい、相手に見返りを求めちゃう。仕事のときでも「ここまで頑張ってるのに上司は全然認めてくれない」とか「わたしはここまでやってあげてるのに、あの部署はそれが当然だと思ってるから面白くない」とか、ついグチが口に出ちゃう。
恋人や友人との間でも、ついつい「相手はちっともわかってくれない。ひどい。」って思ってしまうけど、実はそうじゃないんだって。あらためてリュウくんに教えられ、高校1年の担任の先生の言葉を思い出しました。


 


だからやっぱり、


 



わたしはわたし。
それでいいじゃん。


 


なんです。


 


ちなみに『女王陛下のアルバイト探偵(アイ)』ですが、架空のライール王国という東南アジアの小国(モデルはブルネイでしょうね)の第4王女であるミオが極秘に来日し、涼介とリュウが護衛に着きます。しかしミオがさらわれてしまい、ふたりがミオを救い出すためにライールに向かうというお話で、先ほどのフレーズは、リュウがライールのゲリラに捕まって連行されるときにリュウくんが思うことです。
エンディングはミオとリュウくんの間の「恋心」がしのばれて、ニッコリしながら泣いてしまいました。このシリーズはコメディタッチですけど、この作品はちょっぴり切ないお話です。また、おちゃらけてるけど確実に成長してるかっこいいリュウくんにも出会えます。