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エンディングはやっぱり大事だと思うんです。:ローレライ

今日『ローレライ』をレンタルで見ました。
もちろん、福井晴敏さんの『終戦のローレライ』が原作です。
原作はかなりの長編(単行本で上下巻、文庫本だと全4巻)なのに、コンパクトにまとめられてるのに、スリリングな展開がスポイルされてなくて、秀逸な作品に仕上がってると思います。
艦長役の役所広司をはじめとする豪華なキャスティングも違和感がないです。日本の映画って豪華なキャストになればなるほど、原作のイメージとどんどん遠ざかっていきがちだけど、この作品はみんなドンピシャ。特に主人公の往人(ゆきと)役の妻夫木聡、パウラ役の香椎由宇も初々しくてよかったと思います。
戦闘シーンが全部コンピュータグラフィックスなんだけど、これがどうにも安っぽいのが残念でした。

あと、小説とぜんぜん違うのがエンディング。
映画のエンディングが小説と違うっていうのは、映画を見てた会社の例のおばさんから聞いてたから知ってたんだけど・・・。
映画のエンディングも悪くはないんです。でも、小説のエンディングが圧倒的に感動的なシーンだったので、やっぱり残念。あのシーンを映像で見たかったね!