momo☆彡のスタイル。Ⅱ

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二冊、イッキ読みです。

相変わらず読むペースが早すぎちゃいます。
週末だけで2冊も読み終えちゃいました。



まずは白川道さんの『十二月のひまわり』です。
捨てたはずの過去から逃れることができない男たちの悲哀をつづった短編5つが収められています。表題作「十二月のひまわり」をはじめ、どれも男の色気がむんむんなんだけど、あたしは「達也」という作品がスキです。
ただちょっと気になったのは、出てくる主人公の境遇がけっこう似てることかな?
星4つ★★★★☆。




次に読んだのが佐々木譲さんの『ユニット』。
ストーリーを簡単にご紹介しますと、熟年離婚の憂き目にあった零細企業の社長・波多野が職安に出した求人票を見て、警察官の夫のドメスティック・バイオレンスに耐え切れず、子供を連れて家を出た佑子と、少年に妻子を殺害された真鍋が、それぞれ波多野のもとで働き始めます。
真鍋は仮出所した犯人の少年に復習するため命をねらうことになります。しかしそれに失敗して逆に少年から命をねらわれることになります。
佑子は結局、夫の門脇に見つかってしまいますが、門脇は佑子を探し出すときに殺人を犯します。それを知った佑子は真鍋と息子と姿を隠そうとします。
追いかける少年と門脇、逃げる佑子と真鍋。お互いが「ユニット」となり、最後の最後で両者がぶつかり・・・というお話でした。


少年犯罪、犯罪被害者、家族の絆とか、現代社会が抱える問題を取り上げながら、後半の畳み掛けるような展開につながっていきます。
ただ最後の最後、門脇たちに殺されそうになる直前に、波多野と警察官たちが飛び込んでくる・・・という、安易すぎる2時間サスペンスドラマのような展開には閉口しちゃいました。すっごくもったいない!
と思ったら、この作品、土曜ワイド劇場でドラマ化が決まってるんですね。


とにかく最後がこの作品を「台無しにしちゃってる」とまでは言わないけど、すごく薄っぺらに感じさせちゃうのがもったいなさすぎ。星4つ★★★★☆だけど、3つにしてもいいかなぁ。けっこう微妙な評価になってしまいました。