momo☆彡のスタイル。Ⅱ

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ただ文字が並んでるだけ:神はサイコロを振らない



神はサイコロを振らない」っていうのは、アインシュタインの有名な言葉なんだけど、この『神はサイコロを振らない』という作品は、そんな量子力学で説明されるタイムトリップによって、10年後の世界にやってきたYS-11と乗客の、3日間のお話です。


前にも書いたけど、前半の1/3を読んで、期待はずれだなぁって思ってたんですけど、結局最後までその評価は変わることはありませんでした。
いえいえ、もっと評価が下がりましたね。ハッキリ言うと「超つまんなかった」。


ひと言で言うと詰め込みすぎ。
登場人物が多いんですけど、人物描写があいまいな上に、誰も同じような比重で物語が描かれてるので、とっても散漫な印象。ただいろんなお話が並行して書かれてるだけでそのお話に接点がないんです。ミスターXが物語全体のキーパーソンになると思ったら、結局乗客の誰にも絡まなかったは拍子抜けでした。
これだったら、プロローグとエピローグだけを共通にして、それを挟んで全部のお話を、個別に短編にすればいいのに。


それと会話がとっても読みにくい。途中で誰がどのセリフをしゃべってるのかわからなくなって、何度も読み直すことがありました。
つまり、
「○○○○」
「△△△△」
「□□□□」
「××××」
って、セリフだけが、ダラ〜って続くんですよ。表情とか語気とかもなくて。これは本当に疲れました。


エンディングもあっけなさすぎ。
ぜんぜん残された家族の気持ちが伝わってこないです。
文字が文字としてしか伝わってこなかったって感じ。


久しぶり、星ひとつ☆☆☆☆という厳しい評価になってしまいました。