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マッスルハウス4


昼のDDTに続いて、夜に行われたマッスルハウス4後楽園の公演です。マッスルハウス2は仮装大賞、マッスルハウス3は笑点のパロディーでしたが、果たして今回はどんな「プロレスの向こう側」を見せてくれるのでしょうか! とても怖い楽しみです。


★第一部★

オープニングVTR


まずは前回大会の反省会のVTRが流れます。前回大会のアンケートを見る限りは満足度は高そうだったが、坂井は「客はもうプロレスなんか期待していない。だから客を驚かせるにはちゃんとしたプロレスをすればいい」と提案し、勝手にカードを組んでいく。ここに登場した鶴見亜門はまたもダメ出し。
追加公演の名古屋公演のチケットが完売ではないことを理由に、地元愛知県安城市出身のメガネ君藤岡をスターとして作り上げることを提案。その第一歩として、藤岡をIMGPの王者に挑戦させようとします。


第1試合 IMPG選手権
<王者>李日韓(大日本プロレス) vs 藤岡一典<挑戦者>


そして藤岡とIMGP王者の李日韓とのタイトルマッチがスタートします。痛烈な日韓のビンタにタジタジの藤岡でしたが、スキを突いてのスクールボーイで3カウントを奪います。
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しかしここで鶴見亜門が背広を着た人(きっとLLPWのファンに違いない)を連れて登場。亜門は「今、テレビ業界にはやらせや捏造で窮地に追い込まれている。このマッスルもやらせや捏造の疑いが高い」と指摘。背広の人はサムライを監督指導する官庁のお役人で、さっきの第一試合のVTRを一緒に検証すると、最後の3カウントは実は2.5秒しかないから問題だと亜門が言い放ちます。
その上で、「反則が5秒も認められるなんていうプロレス自体が大問題だ。これまでの30分間はなしにして、新しく出直すんだ」と明言します。
そしてその背後では・・・・怪しげなセットが組まれます。それはフィギュアスケートで競技を終えた選手が戻ってくるスペース「キスアンドクライ」。今もっとも視聴率が取れるスポーツがフィギュアだから、マッスルもフィギュアの要素を取り入れた新しいスポーツエンタテイメントとしてやり直すとうそぶきました。
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第1フィギュア 男色ディーノ vs 飯伏幸太


会場が暗転し、どこかで見たようなオープニングVTRが流れると、最後に映った文字は「世界フィギュアプロレス選手権2007」。そして第1フィギュアは「男子シングルショートプログラム」で、課題曲は「白鳥の湖」。ヒラヒラの衣装にハデなステージメイクをしたディーノと飯伏選手が会場に入ると「白鳥の湖」曲に合わせてバレエを踊りながら、技を決めてポーズ。最後はアンクルホールドで見事にポージングが決まってフィニッシュ。総合得点は83.3点で暫定1位。
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第2フィギュア Mr.マジック、アントーニオ本田 vs 趙雲子龍、ペドロ高石


男子ペアのフリー競技で課題曲は「ロミオとジュリエット」。ペア競技ならではの華麗なタッグワークが光り、高得点が期待されましたが、アントンの髪の毛の量の少なさが影響して得点が伸びませんでした。
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第3フィギュア 726、ゴージャス松野 vs 菊タロー、NOSAWA論外


元々は藤岡とマッスル坂井がエントリーするはずでしたが、全日本プロレス側からぜひエントリーさせたいと言ってきます。坂井選手は「そんなこと言ってもマッスルに対応できる選手なんているんですか?」というと、扉の外から菊タローとNOSAWA論外選手が顔を出したのです。
男子ペアハードコアの課題曲「エンター・サンドマン」。菊タロー選手は一生懸命フィギュアをしようとがんばっていたようですが、NOSAWA選手はお構いなしにビールクラッシュを繰り返すだけ。最後にはいす攻撃で松野選手の額を割ってしまって(本当に出血してしまって、名古屋は欠場に!)、採点対象外に・・・。
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坂井選手が亜門に「こんなの全然フィギュアじゃない」とクレームをつけ、マッスル戦士たちが「マッスルをやめさせたいんですか!?」と詰め寄ると、そこにDDT社長の高木三四郎選手が登場。
実はDDT本隊の経営が厳しく、マッスルをアメリカの総合エンターテイメント格闘技団体のUCC(アルティメット・コーヒー・チャンピオンシップ)に売却することにしたと衝撃の告白。場内で流されたUCCのVTRを見たマッスル戦士たちはアメリカに行くことを同意、後半戦を日本最後のマッスルとしてこれまでの集大成を見せようと心に誓いました。
前半の締めとして会場内全員でマッスルポーズをしようとしたところ、大家選手が自身のブログに時世の句を載せていることが発覚。ユニオンもなくなると悲観して自殺しようとしているらしく、全員で止めにいってしったのでした。

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★第二部★

亜門が「控え室ではできない話を」とマッスル戦士たちをリング上に呼び出します。そして高木三四郎の言ってることに疑問を呈すると、坂井は「高木さんは最近高級時計に凝っている」といい、DDTの経営難は実は会社の資金を横領してるんじゃないかと疑いだします。ただ正面切って真実を迫ると「プロレスで白黒つけよう」といわれかねないので、奇襲をかけてこのままマッスルの経営権をDDTから奪ってしまおうと画策します。
そして新生マッスルのエースの座をかけてアントンやタノムサク鳥羽たちが控え室に侵入して襲いかかろうとしますがどれも失敗。控え室に大家の亡霊が現れたりしてもうひっちゃかめっちゃか・・・。
そんなこんなで高木三四郎に全部バレてしまいます。高木選手が「時計とか時計とか好き勝って言いやがって。こうなったらプロレスで勝負だ」と案の定、思った通りのことを言ってきたため、坂井たちは問答無用で全員でタコ殴りにする。実は高木選手はDDTの売り上げをちびっこハウスに寄付していたことがわかるのですが、亜門は「順番が違う」とまたも高木選手をボコボコに。このままではラチが空かないので、結局高木選手と坂井選手のランバージャックデスマッチに突入するのでした。
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ランバージャックデスマッチ 高木三四郎 vs マッスル坂井


坂井がリング下に落ちても汗を拭いたりしてあげるのに、高木が落ちるとみんなでタコ殴りというハンデキャップマッチに。高木が三四郎スタナーを決めようとしたところでお約束のスローモーションに。また刀が出てきていろいろあった挙句、幽霊になった大家が高木三四郎を短刀で刺してしまいます。その結果、坂井選手が高木選手から3カウントを奪いました。
実は買収の話はまったくのウソで、武道館大会を目指すマッスルの実力を確かめたかったんだと告白。プロデューサーとしての坂井の実績は十分だが、プロレスラーとしての坂井は実績不足。「お前のプロレスには戦いがない!」とバッサリ。マッスルの世界観が一切通用しない大物を連れてきたからそれと戦うように言うと、坂井は「最近のプロレスはどっちかというとこっち寄り。そんなものいるなら連れてきてください」というと、衝撃のテーマ曲が!!!!!
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メインイベント マッスル坂井 vs 鈴木みのる


まさか、マッスルに彼が? でも聞こえてくるのは確かに「風になれ」。やがて・・・
鈴木みのるキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!
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試合が始まっても、坂井選手はビビッて鈴木選手に近づこうともしません。坂井コールが起きると「やめてくれ」と、何とか鈴木選手が本気にならないように必死。開き直った坂井選手が鈴木選手にチョップをしますが全然効きません。坂井選手ピンチになって、例にごとくスローモーションに入りますが、鈴木選手はまったく付き合ってくれません。坂井もようやくラリアートからF5を決めると再びスローに。しかし坂井選手は「プロレスでやらせてください」と映像と音楽を止めさせます。
結局は試合はゴッチ式パイルドライバーから鈴木選手の圧勝で終わったのでした。
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試合後「お前ら、プロレスなめてるだろう」とマッスル戦士たちを一喝。「中途半端な気持ちでプロレスとかかわるな、じゃないと俺は産んでくれたお前たちのお母さんに申し訳が立たない」と言い放ち、リングを降りた鈴木選手だったのですが、なぜか控え室に戻らないで「キッスアンドクライ」に座って坂井選手を呼ぶのです!
そしてこの演技は最高得点をマークして、世界フィギュアプロレス選手権を優勝することになったのです(爆笑)。場内からは割れんばかりの「みのるコール」。鈴木選手はマッスルの世界を理解したうえで、自分なりのマッスルをわたしたちに表現してくれたんです。大感動です。
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エンディング


坂井選手は「みなさんの応援のおかげで、世界選手権、優勝することができました。ありがとうございました」とコメント。そして「明日も鈴木さん、来るんすか?」と高木に尋ね、そうだとわかると「明日は鈴木選手に勝って完全優勝だぁ!」と高らかに宣言。そして大感動中でマッスルハウス4は大団円を迎えたのでした。
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次回興行は9月5,6,7の三日間興行になるとのことです。


おまけ


会場内にいしかわじゅんさんを発見しました!
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