momo☆彡のスタイル。II

Welcome to momo's weblog! Do not hesitate to leave your footprints on this site.

ユニコーン起動:機動戦士ガンダムUC 2

機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下) (角川コミックス・エース 189-2)
福井 晴敏
角川書店 (2007/09/26)
おすすめ度の平均: 4.0
4 そして第三巻に続く…
5 ユニコーンもかっこいいですな。
1 購入にあたっての注意


アナハイムエレクトロニクスが所有する商業コロニー、インダストリアル7の中でついに戦闘が起こってしまいます。コロニーに穴が開いて逃げ惑う住民たち。バナージはオードリーを捜索しに再びカタツムリへ戻ろうとしますが、そこで運命の出会いをしてしまうのです。まるで運命にいざなわれるかのようにコックピットに吸い寄せられた、その機体こそユニコーンだったのです。
戦闘を止めるために敵機クシャトリア目掛けて立ち向かうユニコーン。そこで期せずNT-Dが起動し、ユニコーンの底知れぬ実力が垣間見えます。これは「袖付き」にとっては「白い悪魔」の再来に他なりませんでした。そしてシャアの再来といわれるフル・フロンタルがついに登場するのです・・・。


あらすじはこんな感じ。コロニー内での戦闘に向けて事態が進行していくシーンは手に汗握るほどの緊張感が伝わってきますし、戦争の残酷さ・醜さが福井節を通じてイヤというほど書き連ねられています。きっとこれは小説じゃなければ伝えきれない。この機動戦士ガンダムUCが福井さんの小説でよかったぁって思います。早く続編が出ないかな。さすがにこのためだけにガンダムエースなんていう雑誌を買おうとも思いませんけど。


評価は★★★★☆。