硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)posted with amazlet on 07.11.18貴志 祐介
角川書店 (2007/10)
売り上げランキング: 1047おすすめ度の平均:それなりに楽しめる密室ミステリー
まあまあ
意外な犯人にびっくりの一冊です。
青の炎を書いた貴志祐介さんのミステリー作品が文庫になったので早速購入しました。
あたしは密室ミステリーは苦手なんだけど、この作品は正直、あんまり面白いと思わなかった。
二部構成で、前半が密室の謎解き、後半が犯人の視点で謎解きっていう感じなんだけど、はっきり言って後半だけで十分。
その第一部に出てくる探偵役の榎本、補佐役で弁護士の青戸純子がどんどん先走っていって読者を置き去りにしている気がして、作品の2/3を占める第一部はまったく余計な気がしちゃいました。
評価は★★☆☆☆。