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キヤノンさん、技術の出し惜しみをしている場合じゃありません。


今日、ニコンのデジタル一眼レフカメラD700」が発表(発売開始は7月25日)になりました。
FXフォーマットといって、35mmフルサイズの受光素子を持ったハイアマチュア機種で、カメラグランプリ2008を受賞したD3の弟分にあたります。
DXフォーマット最高機種のD300に比べて、ファインダー視野率や連写速度で劣るものの、とても意欲的なモデルです。ニコンのデジタル一眼レフにかける意気込みが伝わってきますね。

ニコン、フルサイズセンサー搭載のデジタル一眼レフD700
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/07/01/8761.html?ref=rss



ニコンは、フルサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラD700」を25日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、ボディのみが33万円前後、「AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6 G (IF)」が付属するレンズキットが40万円強の見込み。


 35mmフルサイズセンサーを搭載するニコン「FXフォーマット」採用モデルの第2弾。第1弾の「D3」に続き、D3と共通のCMOSセンサーを搭載する。画質面におけるD3との共通点を持ちながら、APS-Cサイズ相当のCMOSセンサー(DXフォーマット)を採用する「D300」に、本体サイズや外観を近づけた。


 装着レンズの画角は、そのままレンズ表記の焦点距離に相当。フル解像度での撮影時にDXフォーマットのレンズを装着すると、画面周辺にケラレが生じる。ただしDXレンズ装着時には、自動的にCMOSセンサーの中心部をAPS-Cサイズ相当の画角で切り出し、約514万画素で記録する「クロップ機能」が利用できる。D3も同じくクロップ機能を備えているが、D700ではファインダー内の表示方法を2種類から選べるようになった。


(以下、省略)


あたしはキヤノンユーザーなんですが、キヤノンって技術の出し惜しみがひどいのと、技術の発表する順番が変なんですよね。底辺のエントリーモデル・EOS Kissシリーズに最新技術を反映して、その後で中位機種(現行だとEOD 40D)に移植するんですが、そうするとその次に出てくる新しいKissの方が技術的に進んでしまうっていう逆転現象が発生してしまうのです。
もちろん信頼性・耐久性とかファインダー倍率とかレリーズタイムラグとか連写のバッファサイズとか、そういう基本性能面では40Dの方が優れてはいるのでしょうが、一般のユーザーから見たら中級機を買う気を失せさせるラインナップになってしまっています。


また、ラインナップも手薄。駒が足らない。
エントリー機はKiss F、Kiss X2と二つもあるくせに、中級機は40Dだけ。35mmフルセンサーモデルはかなり陳腐化した5Dがあるのですが、その上になると一気にEOS-1D MarkIII、EOS-1Ds MarkIIIに飛んでしまいます。
この40Dと5Dの間を埋める機種がないんです。


5Dだってもう2年半前の機種、直接ぶつかるD700とのカタログスペックの差はあまりに大きすぎます。そりゃキヤノンだってこのまま黙っていないとは思いますけど、いつもニコンの後手を踏み、技術は出し惜しみ・・・・じゃ、ファンはもう愛想を尽かしかねませんよ。


いい加減、危機感を持ってください!