今朝、出勤前に時報代わりに付けていたテレビでスーパーモーニングが流れていて、こんな話題を取り上げていた。
「不当解雇です、ご主人さま」 メード女性に解決金 大阪
http://www.asahi.com/national/update/0702/OSK200807020053.html?ref=rss
大阪・ミナミのメードカフェで働いていた女性が「一方的に解雇された」として、経営会社を相手に解雇予告手当など49万円の支払いを求める訴訟を大阪簡裁に起こした。経営会社側が解決金17万円を支払うことで1日、和解した。
訴えたのは自称「永遠の18歳」でタレント活動もしている愛沢りん(本名・森愛)さん。愛沢さんによると、昨年12月にアルバイトとして採用され、時給800円で働いていたが、2月いっぱいで解雇されたという。解雇予告手当と未払い分の残業代の支払いを求めて、5月に提訴した。
裁判で愛沢さんは、遅刻・欠勤した場合に「罰金3千円を徴収する」という規約について今年2月に説明を求めたところ、メールで「考えが合わないので今月いっぱいの契約とする」と通告され、解雇されたと主張。会社側は「双方が納得した上での退職だった」と争う姿勢を見せた。角藤恒男裁判官は和解を促し、解雇予告手当に相当する額を支払うことで決着した。
でもね、どうもお話が変なんです。
J-CASTテレビウォッチ・ワイドショー通信簿より
http://www.j-cast.com/tv/2008/07/02022818.html
(途中まで省略)
で、女性はオーナーを訴え、昨日(7月1日)、大阪簡易裁判所で両者がガチンコ対決――のはずだったのだが……。番組によれば、開廷後4分で調停となり、3時間後に和解がスピード成立。店側が17万を支払うこととなった。
「固唾を呑んで見ていた我々は何だったのか」とリポーターの所太郎は不満顔だ。メイドとオーナーは、あろうことか、わざわざ取材してあげてるご主人様の期待に背いたのである。
メイドとオーナーのやりとりはほとんどメール。しかもメイドが騒動をブログで公開し、「ファンの方々がいろんな情報を提供したり、こう思うああ思うという話で、どんどんヒートアップしてっちゃった」
接点のないまま裁判になったら、いきなり和解。だったら最初から話し合えよ、というスタジオの雰囲気のなか、「裁判する必要なんてまったくないんじゃない。厳しい裁判やってる人たちにすごく失礼」と期待に違わぬコメントはアーチェリーの五輪メダリスト、山本博センセイ。アンカーコメンテイターの鳥越俊太郎も「自分たちで解決できないのね、今の若い人たちは」と嘆息してみせる。
つまり、解雇通知も、それに対しての反論も全部メール!
で、実際に裁判になって顔を合わしたら、すぐに和解・・・・って、最初からメールでするなってば。っていうか「最近の若い子」って全部メールで済まそうってするのね。メールやWEBは便利だけど、何でもそれに頼ってると、どんどん変な方向にエスカレートしちゃうっていう良い例ですね。あきれてモノが言えない。
まあ自称アイドルさんの売名行為なんでしょ、どうせ。