この記事を見て、世の中にはマトモな人が多くてよかったと安心。
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20080804mog00m200004000c.html
ドラマ視聴率:「恋空」初回視聴率は5.6% 人気ケータイ小説もドラマでは不発?
2日放送された新ドラマ「恋空」(TBS系、午後8時〜)の視聴率は5.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが分かった。原作はベストセラーになったケータイ小説で映画もヒットしたが、テレビ版では厳しいスタートとなった。
「恋空」は、高校生の美嘉とヒロの切ない恋愛と青春をドラマチックに描いた物語。原作はケータイ小説サイト「魔法のiらんど」に掲載され、中高生を中心に人気を集めた。単行本は上下巻で計200万部を売り上げたベストセラーとなり、新垣結衣さん主演で映画化もされた。
TBSの土曜午後8時台はこれまでバラエティー番組が中心だったが、4月の改編を気に若者をターゲットにしたドラマに変更された。1作目の森田まさのりさんの人気マンガを原作とした「ルーキーズ」は話題を集め、最終回は19.5%の高視聴率を記録していた。「恋空」は同時間帯の2作目として注目されていたが、過激な内容が敬遠されたのか、前途多難なスタートとなった。【渡辺圭】
タイトルが間違ってますね。「恋空」ではなく「恋空(笑)」ですよ。
なぜ、恋空(笑)かっていうと、この作品以前に「恋空」っていう佐沢 芽久美さんの詩集が存在していたから。
◆映画「恋空(笑)」のあらすじ◆
- 男と付き合い始めるヒロイン
- その男にふられた元カノが逆恨みし、不良男たちにレイプ指示
- レイプされるが妊娠はしない
- レイプされたにもかかわらず彼氏と平気で学校の図書室でSEX
- 彼の子供妊娠
- 元カノに押され、しりもちつく
- 流産
- いきなりふられる
- すぐに新しい彼が出来る
- 前の彼がガンになってることを知る
- 今の彼捨てて元さや
- ガン闘病中で瀕死のはずの彼と無理やり野外セックス
- 癌を知った元カレはシンナー吸って乱交パーティー
- そんな弟を元カレの姉は余裕でスルー
- 無菌室に何故か花瓶に花
- 無菌室に入るような患者にガムを口移し
- あまつさえセックス
- 彼死ぬ
- なぜか、抗がん剤で精子全滅だったはずの彼の子の妊娠発覚
- まあ将来とか考えてないけど、とりあえず産むわ
- スイーツ(笑)
どのケータイ小説でも、だいたいこんな感じ。
セックス、レイプ、ドラッグ、妊娠、堕胎、不治の病を織り交ぜておけば、感動!ってどんだけめでたいのよ・・・。
それに作者の実話だったはずの小説なのに、途中から「フィクション」って言い出したり、パクリが発覚したり、完全に化けの皮が剥がれ落ちてますね。
ガッキーもびっくり! 大ヒットケータイ小説「恋空」にパクリ疑惑―内外タイムス
http://npn.co.jp/article/detail/09964319/
新垣結衣(19)主演の大ヒット中の映画「恋空」の原作であるケータイ小説「恋空」にパクリ疑惑があるという。映画化の過程の中で明らかになったそうなのだが…。
「恋空」のパクリを疑惑を報じているのは、きょう発売の「週刊文春」。同誌によると、そもそも「恋空」の作者である美嘉という女性が実在するかどうかも疑う人がいるそうだ。
ケータイ小説「恋空」は昨年10月にスターツ出版から発売され、今年の書籍売り上げランキングの単行本・文芸部門(トーハン)で第1位。05年12月に、携帯電話の無料ホームページ作成サイト「魔法のiランド」の小説コーナーで掲載が開始され、延べ読者数が1200万人で、書籍化する前から絶大な人気があったという。
さて、「恋空」のパクリ疑惑だが、単行本発売直後に浮上。なんでも昨年7月にKKベストセラーズから発売された井上香織氏の「さよならの向こう側」という小説にストーリーが酷似しているそうだ。
以下、同誌が指摘している類似点を抜粋すると、
●主人公がレイプもしくはレイプ未遂の被害を受けており、恋人とのセックスの際にその記憶がフラッシュバックする。
●主人公と恋人が知り合った時期に「放課後の高校図書館」が登場する。
●主人公と恋人だけの特別な存在を供養するための「思い出の場所」がある。
●主人公が死んだ恋人を思う場面で、二羽の生き物が飛んでいるシーンがある。(「さよならの向こう側」は蝶、「恋空」は鳥)
など。ほかにも類似点が数多く指摘されており、要は全体のプロットがほとんど同じなのだ。
このパクリ疑惑はフジテレビが「恋空」の映画化をスターツ出版に打診したのと同時期に、「さよならの向こう側」の映像企画がフジに持ち込まれ、担当プロデューサーが話の類似に気づいたのがきっかけ。「さよならの向こう側」側がスターツ出版、「魔法のiランド」に抗議したが、最終的にTBSが「恋空」を映画化することに決まった際、このトラブルも解決していたという。その背景には有力芸能事務所の仲裁があったようで、パクリ疑惑は結局うやむやに終わっている。
最近、やたらとはやっているケータイ小説だが、同誌で出版関係者が言うには「内容はレイプ、難病ものばかり。投稿サイトだけならまだいいが、出版する場合は、出版社が事前に入念なチェックをする必要がある」。
そもそも小説「恋空」は作者・美嘉の実話というのが売りだったはず。それがこんなに話が似ているというのは、なんとも不思議な話ではある。
アマゾンのレビューが大炎上してますね。
当然でしょうけど。
いい加減、こういう、小説以前の「文字の羅列」は、ケータイの中だけにしておいて、書籍化も映像化も自重してもらいたいです。
恋空〈上〉―切ナイ恋物語posted with amazlet at 08.08.05おすすめ度の平均:ファンの方には申し訳ないけど
イイハナシダナー
ワタシのかんがえた恋愛しょうせつ!
えと…
涙ものです
恋空〈下〉―切ナイ恋物語posted with amazlet at 08.08.05おすすめ度の平均:純愛小説→× 不純愛の空想作文→◎
お父さんは
作者は作者で可哀想
世々限りなく語り継ぐべき物語
奇跡の大安売り
あと、これがウケた。
↓
恋空 - アンサイクロペディア
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E6%81%8B%E7%A9%BA