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手抜き? それともアイデアの枯渇? マッスルハウス7の感想


昨日は後楽園ホールにマッスルハウス7を見に行った。
結論から言ってしまうと、かなりがっかりしました。


この日のテーマは、マッスル坂井さん「引退」記念のワンナイトタッグトーナメント。
メンバー自体はすごく豪華。吉江豊選手、東京愚連隊、NEOマシンガンズ、ノアの青木選手、長井満也選手、バラモン兄弟、MASADA選手、サソリ選手、ディザスターボックス、澤選手、ケニーオメガ選手、極めつけは和田京平レフェリーなどなど、そうそうたる面々。
しかし、ところどころにマッスル的な笑いがちりばめられているものの、残念なことにそれが単発で終わってしまう。マッスルっていうか、いつものDDT興行でも"普通に"行なわれているようなお笑い要素でしかなかった。
ひどかったのは、ゴングと同時に握手→VTR→試合終了となったNEOマシンガンズとMAZADA&MASADAの準々決勝。VTRはいわゆる天丼だし、せっかくの名タッグ屋のNEOマシンガンズと、インディプロレスファンの多くが想像したに違いない「まさだ&まさだ」に試合をさせないのはとてももったいなかった。
そのトーナメントも準々決勝終了して終わってしまい、引退したはずの坂井選手がリングに登場し、そのあとで鳴り響いた"大物"のテーマ曲が、ワイルドシング・・・・。


大仁田厚選手の好き嫌いは置いておいて、とりあえず選手をいっぱい呼びました、最後にビッグゲストを呼び込みます、っていう手法ならファンが喜ぶだろうって考えているのだとしたら、それは安易過ぎる気がしたし、今回の台本はすごく手抜きしているように感じてしまいました。もしかしてアイデアが枯渇してしまったのでしょうか。
マッスルというもの自体が、坂井選手の「箱庭療法」なので、仕方がないのかもしれないけど、マッスルハウス4をピークにだんだんクオリティが下がってきている気がしてなりません。
マッスル坂井選手は最後に、「1月以降、毎月29日に興行を行なう」ことを発表しましたが、今回の興行のクオリティなら正直行く気がしない。サムライで十分だと思ってしまいました。


大仁田選手はあたしは世界一嫌いなレスラー。
相手の話を聞かずに途中で相手の話をさえぎって俺が俺が的な話し方だから、マッスルメンバーとの会話も成り立たってなくてイラつきました。
しかも、大仁田選手が出るってわかってれば避けようがあったのですが、アリーナ席東側に座っていたので水を浴びてしまい、テンションだだ下がり。もうあたしは半泣き状態で最後のマッスルポーズもできないくらい、落ち込んでしまいました。
大仁田選手のファンなら、あれを「聖水」と言ってありがたがるのかもしれないし、最初から大仁田選手が出場するって発表されていれば、大仁田選手が水を撒き散らすっていうのを知ってて会場に来るのだから、水を浴びたって仕方がないのかもしれないけど、大仁田選手はサプライズゲストだから、こっちは水をかけられるつもりで行ってないし、超満員の場内だったから水を避けるスペースもない。主催する側にはそのあたりの配慮もしてほしかったです。