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DDT新宿FACE大会『What are you doing 2009』


8月23日の両国大会直前にビッグマッチです。最初は行くつもりではなかったのだけど、発表されたカードの中に「今のところ両国大会で何も決まってない人たちによる意見交換会」っていうのがあり、何やらとても面白そう&怪しそうだったので、行ってきました。

試合開始前

座席に「投票用紙」が。コレは何に使うの?
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公開記者会見
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DDT両国大会ではスポンサーさんのご好意により、来場者全員に特製DVDがプレゼントされることが発表されました。そのほか月1回のペースで銀座大会が開催されることや、両国ポスター第3弾がお披露目になったり、新人レスラーが両国でデビューするなどが発表されました。記者会見の最中に、ポスターのデザインに文句を付けに来た矢郷さんが登場→三四郎スタナーで撃沈。

今のところ両国大会で何も決まってない人たちによる意見交換会

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朝まで生テレビのテーマ曲とともに、両国で何も決まってない高木三四郎大鷲透、マサ高梨、松永智充、佐藤光留の5名がリングイン。討論会かと思ったら、いつも試合がグダグダになるアイアンマン選手権が、両国大会ではグダグダにならないため責任者であるリーダーを、この5人の中から観客の投票によって決めることが発表されました。さらに休憩明けに5thスレッドマッチで対戦して、勝った選手には自分に投票するもよし、他人に投票するもよし、自由に使える50票分が与えられることも発表されると、ここで松永選手がリーダーに意欲を見せ、アイアンマンをやりたくない高木社長、大鷲選手、佐藤選手が支持に回りましたが、高梨選手は積年の大鷲選手への恨みから大鷲選手にリーダーをさせることを意図し、観客に大鷲選手に投票するようインスパイアするのでした。

第1試合 田村和宏&谷口智一 vs 安部行洋&伊橋剛太

STYLE-E王者と、DDT若手のタッグマッチ。デビュー直後の谷口くんは肉体に説得力あるし、安部ちゃんは本当によくなったなぁって思いました。ただ、伊橋くんはちょっとアレですね、まだプロレスごっこの域を脱してないように見えちゃう。がんばってほしいのだけど。

第2試合 飯伏幸太 vs 石井慧

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両国のメインが既に決まっている飯伏選手が、若手の石井選手に胸を貸す試合。石井選手はデビュー当時からいい選手だなって思ってたのだけど、やっぱり本当にいい選手だとあらためて思いました。目がいいです。あとはプロレスラーとしての自分のカラーを早く出せるようになるといいなって思います。

第3試合 矢郷良明&中澤マイケル vs ポイズン澤田JULIE&星誕期

スタナーで首を負傷した矢郷さんは出場できず、マイケルとPSJ・タンゴさんのハンデキャップマッチに。呪文EDが完治したPSJと、パワーとウエイトに勝るタンゴさんの前に、マイケルはなす術なし。VTRをうまく使いながら矢郷第三帝国のグダグダ感がよく出てる楽しい試合でした。

第4試合 フランチェスコトーゴー&PIZAみちのく&アントーニオ本多&ササキアンドガッバーナ vs MIKAMI&KUDO&ヤス・ウラノ美月凛

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両国ではKO-Dタッグタイトルをかけて、王者組トーゴー・PIZAに、KUDO・ヤス、葛西・MIKAMIのトリプルスレッドが決まっていますが、今回はその前哨戦。ヤスはPIZAが視界に入ると冷静さを失って試合中でも突っかかっていくのですが、KUDOから「冷静に」って言われる始末。そんなこんなで試合は波乱模様で、8人タッグならではの華麗な連携などはあまり印象に残ってませんです。最後はスク〜ルボ〜イでMIKAMIがアントンを抑えてDDT正規軍側の勝利でしたが、煽りとしてはちょっと不完全燃焼かも。試合が多い日だったのでアントンのマイクも控えめだったし。

第5試合 両国アイアンマン責任者選出選挙 50票投票権争奪5thスレッドマッチ

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松永支持派4名vs高梨選手という数的不利な状況である高梨選手ですが、松永派の詰めの甘い攻めにも助けられて、フラフラになりながらもなんとか耐えていると、松永選手はライセンス制の導入、アイスリボンの投入、さくらえみのスーパーバイザー就任、東京ドームやMSGでの大会開催など、次々とマニフェストを掲げていく間に開票速報が発表されると、社長、透ちゃん、トミーの3人が接戦。これで松永支持派が勝てば、トミーの責任者就任がほぼ確実となったところで、高梨選手がトミーを丸め込んでまさかの逆転勝利。
高梨選手は宣言どおり大鷲選手に50票を投じるかと思いきや、「思い入れの強い両国では、強い大鷲を見たい」といって、その50票はトミーに投票すると宣言したのです。で、その50票を加えた最終結果が発表されると・・・・なんと、大鷲透選手が大逆転勝利!
そのあとはTBSサンデージャポンの一宮リポーターが登場したり、ぐだぐだになりながらも、最後は大鷲選手が「両国ではバチバチした熱いアイアンマンマッチをやる」を高らかに宣言をしたのでした。

セミファイナル 大中華統一四川流無差別級王座戦東京編
<王者>趙雲子龍 vs 男色ディーノ<挑戦者>

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両国での8冠戦を目指すディーノ選手は3本目のベルトを賭けて趙雲子龍選手と激突。途中で趙雲子龍選手のズボンが緩んでずり落ちるというアクシデントはありましたが、試合自体は思いのほかヒートアップ。ディーノ選手はゴッチ式男色ドライバーまで出すもなかなか3カウントを奪えない。最後はディーノ選手がフットスリーパーで何とかギブアップ勝利。
試合後、ディーノ選手の口から両国の対戦相手が発表されました。その選手の名前は高梨選手でした。
高梨を呼び込むと、ディーノ選手は涙を流しながら「ワタシたちずっとDDTの前座を守ってきたじゃない? だからもしDDTにわがままが言えるなら、ジョーカーを敢えて2ペアで切りたい。高梨君、両国でやろうよ」と対戦をアピール。最初は混乱して状況を理解できないふりをしていた高梨選手でしたが、握手を求めてきたディーノ選手に対して金的攻撃! 挑発的なマイクアピールをしたあと、最後に「ディーノさん、ありがとう」と感謝の言葉を残して去っていきました。
ディーノ選手はご自身のブログで以前から高梨選手のことをすごく評価してて、両国ではそんな思いがいっぱい詰まった、この二人でしかできない楽しく熱い戦いを魅せてくれるでしょう。

メインイベント HARASHIMA vs 長井満也

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「このヘボチャンピオン、両国のメインを張る資格があるかどうか、俺が査定してやる」と、HARASHIMA対長井がここに実現。元々長井選手が「両国にオファーがないのはなぜだ」という不満から始まったのですが、いつの間にか矢郷第三帝国というユニット結成になり、でも長井選手はこのユニットの目的(矢郷さんをチャンピオンにする)を完全に無視してHARASHIMAとの個人闘争になってます。でもそれはそれで面白いからいいけど(笑)。ベビーでもヒールサイドでもお笑いマッチでも、どんなシチュエーションでも本領を発揮できる長井さんの振れ幅はすごいなって思いながら見入ってしまいました。
試合の大半を長井さんがコントロールしていて、HARASHIMAは防戦一方。挑発的な発言を繰り返しながらHARASHIMAを攻め続ける長井さんでしたが、勝利を確信した長井さんのニーアタックをたくみに丸め込んでかわしたHARASHIMA選手が、蒼魔刀を連発して3カウント勝利。
試合後に永井さんは、疲労困憊のHARASHIMAに「お前は立派なチャピオンだ」という言葉を送ると、満を持して矢郷さんがリングイン。これまでチャンスがありながら行使してこなかった「いつでも挑戦権」、疲労困憊しているHARASHIMAに対して発動してしまったのです!

KO-D無差別級選手権 <王者>HARASHIMA vs 矢郷良明<挑戦者>

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休むまもなく非情にもタイトル戦のゴングが鳴ると、長井戦のダメージが大きいHARASHIMA選手は防戦一方。矢郷さんの殺人コブラツイストがついに決まってしまうと、矢郷さんはここからグラウンドコブラに移行。これを何とかカウント2で返すと、HARASHIMAはつかさず蒼魔刀の連発で3カウントを奪って完全勝利を収めました。試合時間は4分ちょっとしかなかったけど、このボーナストラックに会場は割れんばかりの大興奮。こうして両国大会のメインは晴れてHARASHIMA vs 飯伏幸太という若い世代のタイトルマッチが決定したのでした!

集会

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いろいろあったけど、集会で決まったことは、

  • 両国で、長井満也&澤宗紀vsタノムサク鳥羽&星誕期のタッグが決定
  • ビデオレターでザ・グレート・サスケ選手が両国でのシングルをアピール、催眠術にかかった三四郎社長はこれを受諾

というわけで、最後は「ファイヤー!」で〆。

雑感

HARASHIMA vs 飯伏のタイトルマッチがようやく正式決定しました。やっぱりDDTの将来を背負うこの二人が両国のメインを飾るにふさわしいと思ってたし、HERO!のころや、まだまだ新人だったころにKO-Dタッグを獲ったころの飯伏くんから見てるあたしとしては、かなり感慨深いです。この二人の試合なら絶対に外れはないでしょう。
矢郷さんの「いつでも挑戦権」がいつ出るのか、そのタイミングが興味ありましたが、ここで出るとは正直予想してませんでした。両国のメイン前に矢郷さんが割り込んでくるか、両国でも結局使わないなんていうオチもあるのかなって思ってたのですけど。でも矢郷さんの挑戦権を終わらせて、若い二人だけの純粋な戦いだけでファンにアピールするというのはベストな選択だったかも知れませんね。
両国まであと1ヶ月。もうすぐです。


で、両国での決定カードはこんな感じになってます。