momo☆彡のスタイル。II

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忘れられない味。


誰でも「忘れられない味」っていうのがあるんだと思います。あたしにもあります。それは上京した24年前から社会人2年目くらいまでに集中してます。
まず一つ目に、当時住んでた中野区沼袋にあった、とんこつラーメン屋さんで食べた角煮ラーメン。このお店、西武ライオンズの選手の色紙が店内にびっしり貼られていて、すごく繁盛してたんです。銭湯の帰りにここで食べるラーメンが当時のあたしの最高の贅沢でした。あんなに繁盛していたのに、あたしが上京して半年くらいで店をたたんでしまったんです。もう二度と味わえないなんてって思うと、懐かしくもあり寂しくもあります。
二つ目は、あたしが通ってた大学の学食のカツカレー。うちの大学には、第一食堂、第二食堂、そして学生会館食堂っていう具合に食堂が3つあって、そのうちの第二食堂の「バクバクコーナー」で出してたカツカレーが大好きでほとんど毎日食べてました。このカレーにマスタードをかけると最高においしかったんです。いつも親子喧嘩してる店員さんもヒヤヒヤで楽しかったな。もう第二食堂はなくなってしまったのだけど、あの味を共感してくれる人がいたら、一晩飲み明かしたいです。
三つ目は、社会人になって同じ会社のお友達に連れていってもらったお店で食べた生レバー丼。そのお店がどこに在ったのかもう忘れちゃったんだけど、夜中にクルマで川崎から亀戸とか錦糸町とかそのあたりまでわざわざ食べにいく価値がある、とにかくレバーという食べ物がこんなにおいしいっていうことを教えてもらった秀逸の一品でした。今では生のレバー自体を食べることが難しくなってしまったので、文字通り二度と味わうことができない一品なのです。
四つ目は、溝の口の裏手にあった定食屋さんのチャーハン。もう場所も忘れてしまったし、再開発される前の溝の口にあったお店なので、再開発でもうなくなってしまっているでしょう。あのチャーハンは今まで食べてきたどのチャーハンよりもおいしかったんですよね。
五つ目は、同じく溝の口にあった定食屋さん。どのメニューもボリューム満点で貧乏な若い人でいつもにぎわってたお店でした。もうどこにあったのか忘れちゃったし、ここもたぶんもう再開発で消えてしまったのかもなー。社会人三年目くらいまで、お金がなかったころ、足繁く通っていたお店です。
六つ目は、田町の森永ビルの地下一階にあった「とんかつマルちゃん」のメンチカツ。ここのメンチカツはひき肉の周りをベーコンで囲んであって、カラリと上げた薄めの衣と舞いあって絶妙な味だったんです。会社帰りに週一回は食べてたかも。


最後に、今でも食べることができるお気に入りのお店はこんなところです。

  • ステーキハウス木馬(田町・森永ビル地下1階)のダブルハンバーグ
  • サングリア(丸の内・岸本ビル地下1階)のタイカレー
  • ラーメンかわかみ市ヶ谷2号店(市ヶ谷・市ヶ谷南ビル1階)のエスニックチャーハン
  • キッチン南海(沼袋)のロースカツカレー
  • ハングリー味川(水道橋)のチキンカレーライス
  • えぞ松神楽坂店(飯田橋)のホイコーロー定食


他にもいっぱいありますが、思い出したらまた書きたいと思います。
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