TBSドラマ「半沢直樹」の大ヒットで一躍時の人なった原作者・池井戸潤さん。
あたしからしたら「今頃」感がある。池井戸潤さんは以前から良作をいっぱい出してて金融ミステリーという新しい分野を切り開いた人。あたしはもう7年前からずっと愛読してた。
池井戸さんの代表作は何と言っても直木賞を受賞した「下町ロケット」や、候補作になった「空飛ぶタイヤ」なのでしょう。「半沢直樹」の原作になった第1作「オレたちバブル入行組」、第2作「オレたち花のバブル組」はどちらかというと地味な作品でした。あたしは1作目の「オレたちバブル入行組」だけを読んでて★★★★★の高評価を下しているのですが、池井戸潤さんの作品で一番優れているとあたしが思うのは「BT'63」です。これがイチオシ!池井戸先生が初めて描いたSFミステリーなのですが、かなりの長編作なのにもかかわらず一気に読めます。ホント、だまされたと思って読んでみてください!
オレたち花のバブル組 (文春文庫)posted with amazlet at 13.09.26