DDTプロレス単独としては2014年最後の興行です。
簡単なレポを書こうと思うのですが、今回は新兵器のSTYLUS 1の初投入であって、いろいろ試行錯誤の撮影でした。ホワイトバランスがプリセットの電球光にしたら写真がちょっと青みがかってしまってるのと、ISO感度を3200まで引き上げてノイズが目立つのと、挙句の果てに予備バッテリーを持っていくのを忘れてしまい、電源オンとオフを繰り返してたため、シャッターチャンスをかなり逃しています。ただPowerShot G15よりシャッターラグが小さくAFも速いので、慣れればもっと追い込めそうです。
ダークマッチ 樋口和貞&岩崎孝樹 vs 中津良太&梅田公太
DNA勢のタッグマッチ。本当に新人離れした肉体と動きには驚かされます。肉体面では大社長が「とにかく見た目を」とプッシュしているそうです。確かにパッと見での説得力というのはレスラーには必要ですものね。あたしは相も変わらず樋口選手意外の見分けがつかないのですが、樋口選手のカナディアンバックブリーカーが決まってギブアップ勝利。樋口選手はかなり強引にフィニッシュまで持って行きました。
第1試合 ヤス・ウラノ&MIKAMI&アントーニオ本多&DJニラ vs 石井慧介&高尾蒼馬&大鷲透&平田一喜
平田選手がマスクとフワフワなチンされて、いつもの(いつから?)TOKYO GO!で踊れなかったところに、アントンがマスクとフワフワを纏って、TOKYO GO!で入場。アントンの動きがいちいち可愛いし面白い。でもやっぱり平田選手は最後に踊れました。大鷲選手には今日も紙テープが飛びましたが、試合では一切タッチしてもらえませんでした。あ、試合は平田選手がアントンからフォール勝ちでした。
第2試合 彰人 vs 大石真翔
DDT EXTREME級の彰人選手と最近好調の大石選手とのシングルマッチ(ただしノンタイトル戦)。なかなか手が合いそうな対戦ですが、テクニックとインサイドワークが交差する、派手な大技こそ出ませんでしたが、内容の濃い試合になりました。両者足を狙う攻防が続き、最後は大石選手が逆転のヒザ十字ででギブアップ勝利で先輩の意地を見せました。王者の彰人選手は黙ってられないでしょう。
第3試合 高木三四郎 vs ベルナール・アッカ with LiLiCo
両国でアイアンマンの王者になったLiLiCoさんを巡るお話で、大社長が元K-1ファイターのベルナール・アッカ選手と戦う羽目に。何気にプロレスルールでの異種格闘技戦なんですよね。ここは大社長が意地のラ・マヒストラルでフォール勝ち。これでLiLiCoさんがアイアンマンベルトを返上する・・・はずが、LiLiCoさんが約束を反故に。そこに困ったときのヨシヒコ登場。ダイビングボディアタックから3カウントが入り、第1010代王者に。
第4試合 ゴールデン☆ストームライダーズ新メンバー最終オーディション
審査員:飯伏幸太、佐々木大輔
参加者:伊橋剛太、勝俣俊馬、宮武俊、中邑珍輔
もうね、中村珍輔選手の入場から大爆笑でした。クネクネしてる。すごくそっくり。1.4東京ドームの前哨戦ですよ、これ(笑)。試合は殆ど覚えてません。だって珍輔選手ばかり見てたから。で、肝心のGSR新メンバーは宮武選手でした。オーディションする前から決めてたそうです。あー、面白かった。その3人はさいたまスーパーアリーナ1月3日の後楽園でバラモン兄弟&ゴージャス松野組の持つKO-D6人タッグに挑戦することが決まりました。
中澤マイケル休業カウントダウン4「中澤歴史秘話ヒストリア~その時歴史はさほど動かなかった~」
中澤マイケル&松永智充 vs 佐藤光留&マサ高梨
これもしれーっと組まれてますが、変態団対決であり、ヌルブラだったり、シットハート♡ファウンデーションだったり、1年ぶりの佐藤光留選手のDDT参戦だったり、見どころがいっぱいなのです。試合は、30秒足らずで松永選手が高梨選手に3カウント取られて、お約束のグダグダがあって再試合。マイケル大奮闘で、ちょっとだけ、ひかるんを慌てさせましたが、結局はあっさりと腕ひしぎ逆十字固めでギブアップ負け。中締めは場内凍りつくマイケルのなぞかけ・・・。本当にこれでいいのか(笑)。
セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合
<王者組>竹下幸之介&遠藤哲哉 vs KUDO&坂口征夫<挑戦者組>
DDT内では最強のタッグだと思います。酒呑童子のKUDO選手と坂口選手。勢いのある若手い王者組が挑戦者の蹶りを耐えて勝機を見いだせるかが鍵です。予想通りというか、やはり遠藤選手が捕まるつらい展開で、王者組が劣勢でした。それでも序盤は良かったんですが、場外戦で追い込まれてエンテルが失速。耐えに耐えて何とか竹下選手に繋ぎ、連携技で王者組・挑戦者組ともに主導権を譲らない。エンテツのスカイツイスタープレスからの連携で3カウントを逃した時には、(あ、これはタイトル移動かも)って思ったのですが、最後は竹下選手がジャーマンで坂口選手から3カウントを奪って、前哨戦で殺られた借りを返しました。次のタイトルマッチは来年2月のさいたまスーパーアリーナで。挑戦者は大日本プロレスの関本・岡林組です。言わずと知れた元アジアタッグ王者です。頑張って!エンテツ、もっとしっかりしなさい!!(叱咤激励)
メインイベント KO-D無差別級選手権試合
<王者>HARASHIMA vs 入江茂弘<挑戦者>
ドリフの仲間である石井選手が大阪で、高尾選手が前回の後楽園でともにHARASHIMAに敗れ、最後に入江選手が挑戦状を叩きつけました。ともに負けられない戦いです。入江くんが、盟友の石井選手のニールキック、高尾選手のジントニックを出して、ビーストボンバー2連発、最後の最後で自分が垂直落下式バックフリップが決まれば・・・ってとこで、不発に終わって、HARASHIMA選手が反則のナックルパートや顔面蹴りを出し、最後には伝家の宝刀蒼魔刀で激しい消耗戦に勝利しました。入江くんの勝利を信じて声を枯らして応援しましたが、想いは届きませんでした。
この結果、来年2月のさいたまスーパーアリーナ大会のメインのKO-D無差別級タイトルマッチは、HARASHIMA vs 飯伏幸太に決定しました。
エンディング
今年一年、すべての後楽園大会を見ることができて幸せでした。毎年、この「Never Mind」興行のエンドロールを見ると、(あー、今年も終わりだなー)って感慨深くなりますね。DDT選手の皆さん、スタッフの皆さん、一年間お疲れ様でした。良いお年をお迎えくださいませ。