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DDTプロレス後楽園ホール『Road to Ryogoku 2018』を見に行ってきました。

前回8月の後楽園ホール大会の後味が悪すぎたのですが、そこに救世主が現れました。そのレスラーの名前は里村明衣子女子プロレスラーです。GAEA JAPANで驚異の新人としてデビューし、団体解散後に仙台に渡ってセンダイガールズプロレスリングを旗揚げ、今や女子プロレス界のトップ。確かDDTの映画「劇場版プロレスキャノンボール2014」あたりからDDTとの関係が増えてきて、東京女子プロレス山下実優選手との対戦、としまえんの路上プロレスへの参加などを経て、いつでもどこでも挑戦権を得ると、(一旦、米国で失ったものの、別の選手から奪って)マジ卍新木場大会で男色ディーノ選手からKO-D無差別級タイトルを奪い、女子選手として初のKO-D無差別級チャンピオンになったのでした。この里村戴冠を契機に、ディーノと入江の抗争に里村が入る形で、高木大社長の裁定が下りました。すなわち「3人でのサバイバル3WAYでタイトルマッチ」という形式で決着が付けられることになったのです。それが今日のメイン。泣いても笑っても、最後までリング上に立っていた選手が両国のメインにチャンピオンとして立つことになるのです。

結論から言います。さすがDDTでした。あたしは前回の後楽園後にDDTのことを批判していましたが、今回の興行後には全部丸く収まりました。そして結果の如何に関係なく、観客の誰もが納得できて、カタルシスを感じることができた、素晴らしい両国前ラストの後楽園になったと思いました。

疑ってごめんなさい。
これまで信じていたDDTは間違ってなかった。

試合結果は男色ディーノ選手が勝利し、またKO-Dチャンピオンに返り咲きました。最初に脱落したのは入江選手でした。里村選手のスコーピオライジングをモロに食らうと、直ちにディーノ選手が外道クラッチ(タイツを下ろしてなかったので、ゲイ道クラッチでなかったと思います)で完璧な3カウント。そして、里村選手とディーノとの激しいファイトはその果てに、男色ドライバーを完璧に決めたディーノ選手に勝利の女神が微笑みました。
ディーノは入江選手を呼び込み、「しげちゃんの言うことはわかる。だからその思いを背負って両国に立つ。だから握手してほしい」と右手を差し出して握手を求めると、入江選手が拒否。そして「ハート(心臓)に近い」方の左手で握手。里村選手とディーノも左手で握手。こうして大団円を迎えたのでした。

こうして、両国のメインは男色ディーノvs佐々木大輔に決定しました。
もう両国まで1ヶ月を切っています。楽しみでしかたがないです。