朝、4時に目が覚めてしまって、始発で会社に来て、朝6時50分から仕事してます(笑)。
始発の電車から見える朝焼けがキレイでした。
とてもねむい。もう4時間も仕事してる。
で、始発のガラガラの電車に揺られながら、ぼ〜っと昔のことを思い出してました。
小学校5年の頃だと思う。現在のあたしをかたちづくる上で重大な出来事があったのです。
何を思ったのか、授業中に担任の先生がいきなり生徒たちに紙を配ってこう言ったのです。
「クラスで一番自分勝手だと思う人の名前を書きなさい」
あたしは栄えあるトップ当選。しかもぶっちぎり、満票(だって自分で自分の名前を書いたくらいだもん)。
しかもそれをクラスで即日発表しやがったよ、この先生。給食も食べられないくらいショックで、ずっと机にうつぶせになって声を殺して泣いたよ。そしたら先生はこういったのです。
「そんな態度してたら、また自分勝手だって思われるぞ」
だから、食べたくもない給食を、味も感じないのに、ただ喉に詰め込みました。
それ以来あたしは、常に自分が嫌われていることを前提に、生活する癖がつきました。だからその先生には感謝してるのです。だって自分は身勝手でみんなから嫌われてるっていう自覚をさせてくれたのだから。ホント。それ以上に憎いけど(笑)。
こういうのをトラウマっていうなら、これがあたしのトラウマなのかもしれない。
でもね、別に苦痛じゃないです。嫌われてることを前提とするから、本当に嫌われてもショックを受けないし、初対面で失礼なことをしなくてすむ。そう、自分をさらけ出すと嫌われてるっていうのがわかってるから、すごく遠慮がちになる。そうすると「節度をわきまえた常識人」って思われるわけです、最初は。それでもそのうち「momo☆彡さんはハッキリしてる」と言われるようにはなるけど、その程度に収まってる。
あたしは他人との距離を他の人に比べて長めに保ちたくなるのだけど、きっと近すぎると嫌われる要素をたくさん見せちゃいそうだし、あとでいずれ嫌われることがわかってるから、最初から親しくなろうって思わないのだ。
しかし、ここからが問題。タダでさえハッキリしてる性格だって思われてるのに、自分のほうから嫌ってしまう相手には、嫌われないようにする必要がなくなるから、タガが外れて、つまり素の自分がストレートに出る。ただ単に好き嫌いの激しくて自分の感情をコントロールできない自分勝手な子供っぽい人間になる。あるいは、すぐキレるわがままな子って思われる。
あとね。あたしの場合、「小異を捨てて大同につく」っていうことができません。例えばどっかの団体に所属するとするじゃない。サークルとか。で、最初はいいんだけど、小さな食い違いがどんどん我慢できなくなってくる。ある線を越えると、プイッと姿を見せなくなる。だから自分勝手なんだって思われるし、協調性がないって言われます。
この歳になってもまだ、相手との距離感がつかめない。自分の感情をコントロールできない。好きと嫌いの中間がない。妥協できない。相手の立場になってモノを考えられない。
そう、それが本当のあたしなのです。ごめんなさい。
別に開き直ってるわけじゃないです。できれば直したい、こんなヤな性格。