momo☆彡のスタイル。II

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アドレナリンが放出されるとき。


あたしはトラブルシューティングが、なぜか好き。
好きというのは正確じゃないかもしれないけど、嫌いではないです。


前の前の会社で、名古屋の工場にいたとき、海外工場の生産支援業務をやってました。
例えば、部品が足らなくなったから、明日までに飛行機で空送してほしいとかいう依頼が毎日のようにE-MailやFaxで送られてきます。
アメリカだと、その日の午前中までに部品が名古屋港の梱包場に届けば、名古屋空港発夜8時の貨物便に載せて、時差の関係で現地時間の翌朝までに到着する。
部品メーカーに電話して、在庫があれば、お昼までにすぐに届けてもらって、十分に間に合うのですが、お昼に間に合わないと空港税関を臨時開庁してもらうとかの手続きをしなくてはならない。
部品メーカーに在庫がないと、アフターサービス用部品庫の在庫を調べて急送してもらったり、製造ラインの横にある部品から引き抜いたり、それも叶わなければ海で送ろうとしている通関前のコンテナ貨物を一旦引き戻して、開梱して部品を引き抜いたりと、いろんなことをしなくちゃならない。
すごく面倒で手間がかかって、多くの人たちを動かさなきゃいけないのだけど、なぜか気分が高揚して、ノリノリになってくるから不思議。


前の仕事では、輸出製品の代金回収業務をやってたりしたのだけど、お客様のメインバンクから信用状(L/C)がなかなか届かないとか、L/Cの記載内容に不備があって修正(アメンド)を依頼してるけど、アメンドのアクセプタンスが届かないまま、もうすぐ出荷しなくちゃならなくて時間がないとか、荷為替手形(B/L)を含めた船積書類を銀行に提出したけど、船積書類がL/Cの条件に一致しない箇所(ディスクレ)が見つかって、船積書類を訂正したり、ディスクレが現地銀行側で見つかった場合はケーブルネゴを依頼したりとか、保証状(L/G)を差し入れたり、とにかく面倒なのだけど、そういうトラブルをつぶしていると、無性に楽しくなってくる。


パソコンをいじってるときでも、何かトラブルが起きて直していると、汗をかきながらも、なぜか楽しくなってる。


でもうつ病になって、こういうトラブル対応がとてもしんどくなってしまいました。
例えば、社内・社外に限らず、誰かと交渉しなくちゃならないとか、誰かに仕事を依頼しなくちゃならないとか、とにかく自分以外の誰かに何かをお願いしなきゃいけないという場面になると、とても緊張してしまう。
逆に、誰かに仕事を依頼されるのも苦手になりつつある。
既にやることが決まってるルーチンワークならまだ大丈夫なのだけど、新規の業務とか、試行錯誤しながら新しいルールやマニュアルを決めていくような、クリエイティヴ(ちょっと大げさだけど)な仕事に対して、とてもストレスやプレッシャーを感じてしまうようになってしまいました。



やらなきゃいけないことはわかっていても、その一歩が出ない。
そもそも何をしたらいいのかわからない。
仕事を依頼しなくちゃいけないけど、それが言えない。


何でもかんでもうつのせいにしてはいけないし、会社に来られているのだから、もううつは治っているはずなのだけど、仕事に関しては、以前に比べてパフォーマンスが戻ってこない自分に、焦りを感じています。