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音楽不況について


aikoさんのベストアルバム「まとめI」と「まとめII」のCDをお友達からお借りしました。aikoさんのアルバムデビューから5枚目くらいまではずっと買ってたのですが、なんか変わり映えしない曲ばかりで飽きてしまって聴かなくなりました。
こうやってベストアルバムとして「まとめ」られると、なるほどやっぱり変わらないんだなーって思いました、いい意味でも悪い意味でも。ぶちゃけあたし的には「買うまでもない」CDだなって思ってしまった。
CDが売れなくなったって言われてて、その原因になってるのが音楽配信・ダウンロードだという話だけど、CD販売枚数にダウンロード数を足しても、ピーク時にはぜんぜん及ばないんだそうで、音楽業界全体が不振っていうことのようです。
確かに昔に比べて買ってまで聴きたいというCDは相当減ったし、CDが売れてるビッグアーティストもいなくなっちゃいましたものね。昔ならユーミンとかサザンとかB'zとか、みんなが聴いてるCDって今はもうないでしょ?
オリコンのランキング上位もAKB48と嵐ばかりで、AKBは握手券求めてファンが大人買いする結果だし、嵐だってかつてのジャニーズ大全盛のころから比べると本当に人気があるのか怪しい感じ。つまり真水の部分で売れてる歌手ってもう日本には存在しないんじゃないかって思うわけです。
テレビのパワーが落ちて、情報収集がテレビからネットにシフトした結果、テレビに露出してレコードを売るというビジネスモデルが崩壊した結果、ネットが生み出す多様性に業界全体が対応しきれてないように思うんです。
不思議だと思うのは、CDのセールスは大したことないのに、コンサートのチケットが全然手に入らない歌手がいっぱいいるってこと。昔に比べるとはるかに競争率が高くなった。チケット転売目的の人間も増えたんでしょうけど、大まかに見れば音楽ファンは減ってないわけで、つまり音楽それ自体が売れない。なんでだろ。
CDが売れなくなったのって、「J-POP」という言葉が生まれたころからじゃないかと思ってます。歌謡曲、アイドル歌手、演歌、そしてニューミュージックという具合にうまく棲み分けができていた時代から、エイベックスあたりからアーティスト志向のアイドルが台頭して、短い間隔でタイトルを乱造してきた結果、音楽が質的に落ち、供給が需要を上回って音楽がデフレになってしまって、結果として価値が低下したっていう気がしてます。
特に根拠に基づいて書いてるわけではないので、ツッコミは勘弁してくださいね。

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