大入り札止めで大成功を収めたさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会から一週間も経たない新宿FACE大会。これも前売りが完売で当日が立ち見のみという大入りでした。こういう”谷間”の興行にしれっと組まれたカードが好カードだったりするので侮れません。
あたしが注目したのが、セミファイナルの岡林裕二vs遠藤哲哉のシングルマッチ。KO-Dタッグタイトルを奪われた相手、しかも直接ピンフォールを獲られた岡林選手に対して、遠藤選手がどこまで食い下がれるか、やりかえせるかが注目です。
今回の遠藤哲哉選手、押される場面もありましたけど、左腕にターゲットを絞って集中的に攻め、かなり岡林選手を追い込んでいました。先週のタイトル陥落で、心のなかのなにかが変わったのかもしれません。それにしても岡林さんはバケモノですね。左腕がほとんど使えない状態で、右腕での水平チョップくらいしか技らしい技は出してないのに、きっちりと遠藤選手のラッシュを跳ね返して、最後は先週と同じゴーレムスプラッシュで敗退したのですが、見せ場もいっぱいあったし(そろそろ健闘だけで終わってはいけないとは思いますが)、なかなかの好勝負でした。
あと、平田一喜東京GO番勝負の第一戦と銘打たれた平田一喜vsHARASHIMAもいい試合でした。久々のシリアスモードでの平田選手。やっぱりかっこいいです、このひと。
その他のカードもいい試合目白押しでした。ほんとにDDTに外れなしです。