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『宇宙女子』をようやく読み終わりました。

去年買ったけど読んでなかった『宇宙女子』をようやく読み終わりました、っていうか、今日初めてページを開いて、一気に読み終わりました。
あたしは学生時代、得意科目は英語と理科と世界史で、苦手科目は国語でした。世界史の偏差値が70近くあったのに、国語の偏差値は45程度というアンバランスで、とにかく受験には不向きな学力でした。ただし理科の中でも化学と生物と地学が大得意だったのに物理はあんまり得意ではなかったのと、大学は経済学をやりたくって、深く考えずに文系コースを選択したのです。
小さい頃から星や宇宙が好きで、小学生の頃は名古屋市科学館プラネタリウムに足繁く通っていたので、今にして思えば、天文学に進んでおけばよかったかなって思うこともあるのですが、相対性理論や量子物理学の解説を読んでてもさっぱり理解できないので、やっぱり文系でよかったのだと、自分を納得させています。
でも、今でも、宇宙や天体について語られている文献やインターネットのサイトを読むのが大好きなので、会社のお昼休みにその手のサイトを渡り歩いてたりします。
この『宇宙女子』は、お茶の水女子大学の物理学科を卒業したTBSアナウンサーの加藤シルビアさんとタレントの黒田有彩さんの対談を文字起こしした本で、物理学から宇宙の話題を繰り広げられています。この本を読んでて、結局どんな学問も宇宙物理学に辿り着くんだなあっていうことに思いました。文中にも書かれていますが。
さっきも書いたようにあたしは世界史が得意だったのですが、世界史は人類の誕生───あたしが学んだ時はアウストラロピテクスから───からなのですが、その前には恐竜の時代があって、もっと前には生命の誕生があって、太陽系と地球誕生があって、究極的には宇宙の誕生があるわけで、そうなると宇宙はいつ、どのように誕生したのかを考えるようになり、それを解明するために宇宙物理学が発展してきたわけで、つまるところ、社会学でも文学でも宗教学でも哲学でも、あらゆる学問は宇宙物理学に到達するのだと思いました。
あたしはいつも探しているのは、宇宙が誕生する前はどんな状態だったのかということと、宇宙の外側には何が存在するのかということへの答えなのですが、残念ながら人類はその答えをまだ手にしていません。あたしが生きているうちに、そのヒントでも出てこないかなって期待しているのですが、難しいでしょうね。

宇宙女子
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