コアラモード.の楽曲と演劇がミックスされるという不思議なライブに行ってきました。名付けて「コアラモード.劇場」です。
どんな風になるのかってすごく期待していたのですが、予想を遥かに超える素晴らしいステージでした。素敵な空間でした。
コアラモード.の歌に沿ってストーリーが展開されるのですが、そのストーリーが甘酸っぱくて、そして切ない。最後に思わずうるうるしてしまいました。そのストーリーにコアラモード.の演奏が、寄り添うように、励ますように、いたわるようにそこに「在る」。
女子高校生、ゆかり役の高日陽向さんがすごくかわいくて(顔がどうのこうのではなく)、相手役の熊手竜久馬さんも爽やかで。ああこんなに高校生の時代ってキラキラしてたっけって懐かしく沁みました。
舞台が終わって、アンコールしていいのか、カーテンコールがあるのか、観客がよく理解できないまま、会場は無音状態。そこにバツが悪そうにコアラモード.のおふたりが登場、リクエストされていないアンコールが始まって(笑)、鉄板の「七色シンフォニー」。ここで客電も点いてBGMも流れて終演を迎えるも、まさかの客からのダブルアンコールのお願い。嬉しそう且つ困った感じでコアラモード.のおふたりが登場し、「大旋風」で大団円でした。
ほんと、嘘でも大袈裟でもなく、素敵な幸せな温かい空間でした。
ぜひ今回だけで終わらないで、続けて演っていただければなーって思います。