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DDTプロレス後楽園大会『What are you doing 2018』



試合結果とかそんなのはもうどうでもいいでしょう。楽しく激しい興行でしたが、興行後もファンをいろいろざわつかせています。
それは、KO-D無差別級を防衛した入江茂弘選手の試合後のリング上での発言、つまり、プロデューサーである男色ディーノ選手への批判について、です。

以下、DDTプロレスリングのレポートから引用、抜粋します。

入江「HARASHIMAさんが出てきてくれて僕は嬉しいです。待ってましたよ。でもHARASHIMAさんほどの選手がいつでもどこでも挑戦権、そんなものがないと挑戦できないんですか。この団体腐ってないですか。HARASHIMAさんぐらいのすごい選手なら、熱い気持ちぶつけてくれればタイトルに挑戦できるんじゃないですか。僕は誰の挑戦でも受けるとずーっと言い続けてますよ」


今林「すいません、言い忘れていたんですが、一応決定したんですけど、それまでに負けてしまったらいつどこが移動してしまって、タイトルマッチ自体が白紙になってしまうので、気を抜かないで…」


入江「(遮って)おい、誰の覚悟で決めてんだよ。挑戦者、王者、この2人がこのベルトを懸けて試合をするって言ってんだから、こんな飾りいらねえだろ。そんなルールばっかに縛られているから、みんなこんな熱のない選手ばかりになるんじゃねえのか、コノヤロー!」


今林「そういうルールで会社も動いているから…」


入江「(遮って)ルール、ルール、うるせえんだよ! プロレスラーなんだろ? 気持ち見せてくれよ! SNSが大事なのかよ!」


今林「(困惑)P、何か言ってもらっていいですか?」


男色P「入江クンはいつでもどこでも挑戦権のシステムが気に食わなかったりしてるの?」


入江「まだ気づかねえのかよ。気に食わないのはオマエだよ! オマエ、プロデューサーなんだろ? オマエがここで一番偉いんだろ? オマエがここでプロデューサーになって何が変わったんだよ。言ってみろよ」


男色P「なるほど。茂ちゃん、アンタの言いたいことはよーくわかっ…」


入江「(遮って)うるせえ! 何もわかってねえだろ! 何もわかってねえくせに、わかったような口を利いてプロデューサーとか名乗ってんじゃねえよ! 俺はオマエを絶対に認めねえからな!」


入江軍は退場。

入江選手が男色Pに啖呵切ったところで場内の全員からではないけど拍手で湧きました。つまり入江選手と同じようなことを感じているか、あるいは理解できている、同調しているファンが少なからずいるということなのでしょう。あたしもそのひとりでした。

別に「いつでもどこでも挑戦権」を否定するつもりはありません。いえ、むしろ賛成です。だって異色や意外なのカードのタイトルマッチが組まれたり、番狂わせが生じたりするじゃないですか。高梨選手や大家選手がタイトルを獲得したこともあったし、権利を巡る攻防だったりも面白いし、先が見えないワクワク感を演出してくれます。
でも、正直、数が多すぎませんか? 最初の頃って多くて2~3枚じゃなかったでしたっけ? 今は5枚くらいあるでしょ? で、そのいつどこ権が生きている間は、その権利を持っている選手「も」挑戦できる、というものが、いつの間にか、いつどこ権を持っている選手「だけが」挑戦できるっていう感じに、意味が変節しているんだと思うんです。

最近、なんかつまんなくなってない?
サイバーエージェントの傘下に入ったから面白くなくなったというわけではないでしょう。けど、金も力も劣るからこそ意外性やアイデアで勝負してきたインディー団体が、成長していつのまにか自分で自分を縛り付けているようになってる。

なんとなく、お約束に飽きてない?
こうなってあーなって結局こうなるみたいな。もちろんその予定調和だからこそ面白いっていうこともあるし、今のDDTだってそりゃ斜め上を飛んでくるときもあって、ワクワク感はいっぱいだけど、なんていうのか、ある意味、守りに入ってしまっているような。

リーマンショックで世界経済が冷え込み、日本経済もおかしくなってるときに、ピンチがチャンスとばかりに両国国技館に打って出た、あのDDTは今は、もう、なくなってしまったのかと思うと、ちょっとさみしい。
東日本大震災の直後の後楽園「Judgement 2011」で、映像一切使わずに生オープニングなどで凌いだあのDDTの心意気は、もう感じることはできなくなったの?

もちろん、入江選手が言うことのすべてが正しいとは思わない。10人レスラーがいれば10通りの考えがあっていいでしょう。10通りの主張があっていいはず。でも、今、それが、ない。みんな同じ。いつのまにか、DDT所属各選手がサラリーマンみたいになってません?
日常を超えた部分にこそプロレスの魅力があるのだし、日常ではない世界を見せてくれるからこそ客はリングの周りに集まるのでしょう。それが「強さ」だったり「タフさ」だったり。その方向性やレベルが突拍子もなかったのがDDTの魅力だったんだけど、サラリーマンの延長線上のレスラーだけが出るリング見てて、あたしたちは日常から離れることができますか?

だからあたしは入江選手に肩入れしたい。
DDTファンとして、DDT所属選手だけじゃなくフリーや他団体所属の選手も含めてぜんぶの参戦選手のことが好きだけど、なかでも遠藤哲哉選手がイチオシだけど、今回のこのイデオロギー対決に関しては、たとえ数で分が悪かろうとも、入江選手を支持します。

以上、あたしのDDTへの今の思いでした。