今朝は会社に休職の手続きに行ってきました。
んで、せっかく街ナカまで出てきたので、そのまま映画を観てきました。
観たかったのは「サイレント・トーキョー」という映画。
クリスマシ・イブの夕方に渋谷のスクランブル交差点で爆破テロが起きるっていうショッキングなクライムミステリー映画。
冒頭から爆破シーンがあってびっくりさせられて一気にストーリーに引き込まれました。真犯人や事件の背景などが目まぐるしく変わり、上映時間の短さもあってスピード感やミステリアス感がすごかったです。
後半の展開で未回収な伏線が残っていたり、その説明には無理があるでしょっていう部分はあったり、そもそも組織的な犯罪？だとしたらどこで繋がってたのかがほとんど触れられてなかったりで、あとから振り返ると大きなクエスチョンが付きましたが、全部が解決のされないまま事件が終わってしまったと解釈すればいいのかなって考えたりします。そもそもたかだか半日の出来事なんだし、微妙に時間差のトリックもあるんだろうし。
とにかく佐藤浩市がかっこいい！ このまえ観た「銃2020」も佐藤浩市がかっこよかったけど、たまんないくらいかっこいい。西島秀俊もかっこいい！ 逆に石田ゆり子は年相応に見えてリアル感・説得力十分（もちろん褒めてます）。
この物語の目玉である渋谷のスクランブル交差点の再現（足利市のオープンセットで撮影）はまさに秀逸な出来栄えで、そして注目の爆破シーンはCGっぽさは否めなかったけど、ここまでのスクランブル交差点に集まってくる野次馬たちへのいらだちもあって、彼らが爆風に吹き飛ばされるシーンには、ある種のカタルシスを感じたり、スッキリ感だったり、ざまーみろ感だったり（笑）、楽しかった。
もう一回、映画を見返したいし、原作の小説も読んでみたいです。
超おすすめですよー！！！
