この本は、辻村深月さんが作家デビューしたあとの4作目なんだそうで、すごい作家さんだなーって。いちいち唸ってしまいました。
たかだか小学校4年生くらいの子が「力」を正しく理解し、秋山先生の難しい説明に付いていけるとは到底思えませんし、その説明途中の文がすごく長くて、少々中だるみ感は禁じえませんでしたが、ラストの市川雄太に対峙する場面で、「力」がどう発動されるのか、一気に読み進めてしまうことでしょう。果たして本当に成功するのか。それとも・・・・。
で、次に読むのは、この作品の続編、らしい二冊です。