ついに飯伏選手がKO-D無差別級に挑戦。
またすっかりイロモノベルトになってしまったDDTエクストリーム級選手権は、初代王者MIKAMIと現王者高木三四郎で、原点に戻ったエクストリームな試合が組まれました。また、大鷲透選手の矯正するために突っ込みどころ満載のカードも用意されています。
まさに盛りだくさん。夏休みの最終日に思い出いっぱいになる興行です。
○試合開始前 ポイズン澤田JULIEによるちびっこプロレス教室
この子たちが将来有望な蛇界戦士候補です。
○第1試合 KUDO&ヤス・ウラノ&アントーニオ本多&佐々木大輔 vs 諸橋晴也&タノムサク鳥羽&安部行洋&美月凛音
第1試合から豪華なメンバーが揃いました。
最後は佐々木選手がアベちゃんからジャーマンで勝利。
あたしがかつて酷評していた美月選手、だいぶ良くなりましたね!
○第2試合 ハンディキャップマッチ 長井満也&中澤マイケル&松永智充 vs ポイズン澤田JULIE
3対1の数的不利にも関わらず、誤爆などの連携の乱れを突いて、最後は毒霧→スモールパッケージホールドで丸め込んだPSJが勝利。次回の新木場では完全決着ルールとして、マイケルvsPSJのランバージャックデスマッチが決定・・・(完全に新日本のオマージュですね)
○第3試合 HARASHIMA vs ケニー・オメガ
ケニー・オメガを生で初めて見ました。コーナーポストからのジャーマンには圧巻!
しかもKO-D前王者のHARASHIMAから、EX波動拳からの体固めで3カウント勝利。
HARASHIMAは「勝ち逃げは許さない」と再戦をアピールすると、ケニーは英語で再来日を約束しました。
○第4試合 大鷲透矯正マッチ 大鷲透&Koo&スペル・ヴァンパイア vs 男色ディーノ&マッスル坂井&マサ高梨
7月20日の新木場に続いて、大鷲に「突っ込み」をさせるために組まれた試合。突っ込んだ時点で大鷲選手の負けになります。7月のは失敗に終わりましたが、今回は用意周到に突っ込みポイントがさらにパワーアップ。
突っ込みポイント
- スペル・ヴァンパイアの中の人が星誕期さん
- 男色ディーノ2号
- 男色ディーノ3号
- ボディビルに夢中の諸橋選手
- 大鷲選手の赤ちゃん画像のVTR
- 大鷲選手の赤ちゃんの局部アップの「大鷲プロレス」ポスター
- 最後の最後に大鷲選手のお母さんが登場
で、大鷲選手のお母さんは「悪いことをするためにプロレスに入ったわけじゃないんでしょ?」と言い、大鷲選手を今後ちゃんこ大鷲の手伝いをさせるとして、連れて帰ってしまったのでした。
試合後、マッスル坂井選手から、自主興行が発表。10月6日新木場1stRingで開催とのこと。
そして、プロのボディビルダーの山岸さんといっしょに、ボデービルのポージングで〆。
○第5試合 DDTエクストリーム選手権 TLC&エニウェアフォールマッチ 高木三四郎 vs MIKAMI
公認凶器としてテーブル・ラダー・チェアーが用意され、両者の希望でエニウェアフォールのルールが追加されたこの試合、エクストリーム級創設の頃に戻った激しいぶつかり合いになりました。
最後の最後に試合を決めたのは、三四郎選手のシットダウンひまわりボムでした。
ちょっと気になったのは、MIKAMI選手の入行テーマがタフボーイだったこと。あれはSuicide Boyzのテーマだったはずですよね。
○メインイベント KO-D無差別級選手権 ディック東郷 vs 飯伏幸太
20分を超える大熱戦。しかしやっぱりディック東郷選手の壁は厚く高かったです。終わってみればダイビングセントーンからの片エビ固めでディック東郷選手の貫録勝ち。
試合後、ディック東郷選手はもうDDT内に敵はいないとして、藤岡コミッショナー代行に「DDTをドラマティック・ディック東郷」に変えろと要求。そこに高木社長が割ってはいる。
そして次回後楽園で、KO-D無差別級とDDTエクストリーム級のダブルタイトルマッチを突きつけたのでした。しかも試合形式は金網!
○集会
次回後楽園では健介オフィスの中島勝彦選手ら3選手が参戦。金網のレンタル代と健介オフィスへのギャラはビアホールの儲けをつぎ込むのだそうです。