momo☆彡のスタイル。Ⅱ

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6月19日の花嫁

引越しの準備もせず、またまた読書三昧。
2日で1冊のハイペースで読んじゃって、お金がもったいないかぁ。


 


で、今回買い込んだのはどれもいい作品ばかりだったけど、その中でもよかったなぁって思ったのは、乃南アサさんの「6月19日の花嫁」。


主人公の千尋は、彼氏らしき人と車で帰宅する途中、事故を起こしてしまったらしく、気が付くと見知らぬ男性の部屋に運び込まれていました。千尋は記憶を失っており、ようやく1週間後の6月19日に結婚式を控えていることだけを思い出します。でも相手も誰かもわからない。彼女を助けた一行とともに自分探しを始めたのでした。やがて知りはじめる自分の過去に戸惑い、ついに自分の”家族”と再開するんですが、それをきっかけにトラブルに巻き込まれていきます。


こんなお話です。


 



最初は単に記憶を取り戻したらあっさりと解決しちゃうのだろうかと思ってたら、記憶を失ったのが1度だけじゃないとか、その背後に遺産を巡る醜い争いがあるとか、読み進めるうちにその謎の渦にどんどん引き込まれ、まるで自分自身が千尋に
なってしまったかのような錯覚に陥りました。
エンディングでまた記憶喪失の輪廻に巻き込まれそうになってしまう千尋ですが、最後の最後での千尋のひとことが、彼女が過去から逃げずに立ち向かうことを決心して生まれ変わったことを表現しています。

乃南アサさんの作品らしく、最後に意味深げな終わり方をしてますが、いつもは主人公を陥れるようなエンディングが多いのに、今回は千尋の決意がサイゴのヒトコトに凝縮されていて、じ〜〜〜んときちゃいました。そして思わず


 


がんばって!


 


って声をかけたくなりました。


ただ、難を言えば、トラブルを招く”家族”の行動があまりにお粗末でした、はっきり言うとバカ(笑)。でもそれを割り引いてもいい作品でした。
ちなみにこの作品は、ジューンブライドというタイトルで富田靖子さん主演で映画化されていますけど、ストーリーはかなり違ってるようです。momo☆は映画化してたことじたい、全然知らなかったんですけどね。


 


えっと、それから引越しについてですが、いよいよ明日です。
まだ何にもしてないです。今日は寝るのが遅くなりそうです。