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taspoはきっと無用の長物になる


今日、お昼休みに会社の外を歩いてたら、こんな風景に出くわしました。

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ぽっかり空いた空間には昨日まで・・・っていうか正確に言うと、少なくとも今朝の9時までは、もうひとつタバコの自動販売機が2台設置してあったのですが、撤去されていました。
成人識別ICカード 「taspo(タスポ)」が7月より首都圏に導入開始し、日本全国のたばこ自動販売機では、このtaspoがないとたばこが買えなくなりました。


taspo導入以降、自動販売機での売上は激減し、コンビニなどの店舗での販売が急増しました。結局のところ、自動販売機からコンビニへ販売がシフトしたに過ぎません。
また、taspo導入後、実際に以下のようなことが起きています。


 ・ホテルや商店でtaspoを客に貸し出す
 ・taspoを15歳の次男に貸して41歳の母親が書類送検された
 ・taspoを自動販売機に吊り下げていた販売店があった


目的は「未成年にたばこを販売しないようにすること」のはず。でも未成年者はコンビニなどの店舗でたばこを買えば済む。コンビニの店員が20歳未満かどうか見分けることができるかどうか疑問ですし、もし見破ったとしても販売を断ることができるかどうかわかりません。だってキレられたら身の危険が及ぶんですもの。最近の若い子は怖いから・・・。
だから、どうせやるなら、店舗だろうが自動販売機だろうが、年齢確認と本人確認ができるものを何か提示しないと販売できない法律を組むしかないと思うのです。
その上で、原則として免許証を提示する、あるいは免許がない人はお手数ですがtaspoを作ってください・・・っていう制度しかないように思います。


あたしはまだtaspoは作っていません。旅行するときに持ってないと不便かなぁって思ったりもしますが、当面は作ることはないと思います。そのうち、免許証でも認証ができる機械が増えそうなので・・・。
ま、「今から5分で作れます」みたいなキャンペーンに出くわしたら作ってみましょうか。