今日は、大好きなDDTプロレスを見てきました。
仕事を早く終わって駆けつけるつもりだったのに、今年最後の日の夕方5時になって、駆け込みで緊急の仕事が入って、しかも本部長の長いスピーチに邪魔されて、試合開始ぎりぎりに後楽園ホールに到着。
第一試合は、長州力のそっくりさんレスラーの泉州力選手と、アントニオ猪木そっくりさんのアントーニオ=ホンダ選手の「ナウリーダー対ニューリーダー世代闘争」。
試合は、実績でもキャリアでも劣るアントーニオ=ホンダ選手がグラウンドコブラで奇跡のフォール勝ち。これで場内は完全に出来上がりました。
そのあと、ゴージャス松野さんの面白い試合とか、建築基準法偽装デスマッチで大いに沸いて、セミファイナルのバチバチファイトで会場は完全にヒートアップ。
そしていよいよ、メーンの「5WAYラダーマッチ」。王者男色ディーノ選手に、DDTプロレスのトップを張る、高木三四郎選手、フランチェスコトーゴー選手(ディック東郷選手)、スーパー宇宙パワー選手、大鷲透選手の4名が挑戦しました。リングの上に吊るされたチャンピオンベルトをラダー(脚立)に登って奪った人が新チャンピオンになれるという試合形式です。
で、チャンピオンの男色ディーノ選手が、ベルトをつかみとって王者防衛。場内は大感動の嵐に包まれました。
男色ディーノ選手はゲイレスラー。つまりゲイというキャラを前面に押し出して戦うプロレスラーです。本当にゲイかどうかは定かじゃないけど、技が全部ゲイっぽい。男色ドライバー、男色ナイトメアー、シャイニングあてがいとか(笑)。
でも色物レスラーって散々バカにされながらもようやく頂点に上り詰めたんです。そんな男色ディーノ選手の最後のマイクが最高にカッコイイ!
「あたしたちはあなたたちを決して裏切らない!」
「DDT、ドラマティック・ドリーム・チームは、あたしたち、そしてあなたたち全員がチームなのよ!」
そう。DDTは、ファンを絶対に裏切らない、ファンと一体で作り上げる、素敵な夢の舞台なのです!
会場の半分近くが女性ファン。
プロレスなんて・・・って思ってるひと、ぜひだまされたと思って見てみてください。絶対だまされますから・・・いいほうに。