エイプリルフールの4月1日に行われたDDT後楽園大会。大会名もズバリ、Aprilfool 2007。その名のとおりとてもユニークな大会になりました。果たして本当にNOAHの丸藤選手は参戦するのか？ 果たしてHARASHIMA選手の高木三四郎越えはなるのか？ さあ行ってみましょう！
第1試合 CMLL認定 KO-Dタッグ選手権試合
＜王者組＞諸橋晴也＆マサ高梨 vs 中澤マイケル＆松永智充＜挑戦者組＞
まさかタイトルマッチが第一試合なんて！ これもヌルヌルブラザースに対してのDDTの評価なのでしょうか（笑）。試合はヌルヌルブラザースの変態ぶりが王者組を翻弄・・・。王者組はついに最後まで主導権を奪えず、松永の水鉄砲にひるんだ諸橋選手がマイケル選手のtooヤングtoマイケルに押さえ込まれて笑撃の王者移動！
第2試合 アイアンマンバトルロイヤル
＜アイアンマン王者＞脚立、MIKAMI、ドリアン澤田JULIE、マンゴー福蛇、アントーニオ本多、佐野直、ゴージャス松野
試合開始前に大鷲透選手が欠場の挨拶をしました。早くケガを治してDDTでまた暴れてください！
さて試合は、第693代王者の脚立が、並み居る強豪の挑戦を持ち前の頑丈さでことごとく退けて、一度もフォールをとられることなく10分間王座を守り通しました。しかし試合後、グレース浅野レフェリーの愛犬に3カウントを取られてしまいました（笑）。
第3試合 飯伏幸太＆タノムサク鳥羽 vs 澤宗紀＆吉川祐太
バトラーツの若手選手と、DDTでキックを主体とする鳥羽・飯伏選手が激突しました。試合は予想通り激しいラッシュの応酬で息つくヒマがありませんでした。最後は飯伏選手がタイガースープレックス85で勝利。試合後はヒートアップした両選手が入り乱れての乱闘に。ぜひ再戦を期待します。
第4試合 エイプリルフール特別記念試合
丸藤正道（NOAH）＆男色ディーノ vs KUDO＆マッスル坂井
本当にあの丸藤選手が来るのか・・・・と思ってたら、場内に丸藤選手のテーマ曲が！ 場内は興奮のるつぼです。
試合が始まると男色殺法にあきれてる丸藤選手に対し、執拗に男色殺法を見せつけるディーノ選手。そんなこんなで、誤爆に見せかけてディーノ選手が丸藤選手にディープキス！！！！！！
そのスキにあわやフォール負けを喫しそうになった丸藤選手でしたが、しつこく迫るにディーノ選手についにトラースキックを浴びせると、それを受けて倒れこんだディーノ選手が偶然、坂井選手をカバーする形になって勝利を収めました〜（爆笑）。
セミファイナル
柿本大地＆星誕期＆猪熊裕介 vs プリンス・トーゴー＆Koo＆キング・アラモアナ
柿本大地選手にハワイの血が流れている証拠をつかんだアントーニオ本多選手。柿本大地選手はキング・アラモアナ選手の実の子だというのです。いろいろあってついに柿本選手がアラモちゃんを実の父として受け入れた瞬間、アラモちゃんが柿本選手にノド輪落としを炸裂。最後はピープルズ・ハワイアン・スプラッシュからアラモちゃんがカッキーから勝利。
試合後、呆然とするカッキーの前に、お兄さんが「どっきり」の札を持ってリングイン。それでも意味がわからないカッキー（笑）。というわけで壮大なエイプリルフールネタはフィナーレを迎えたのでした。チャンチャン。
メインイベント KO-D無差別級選手権試合
＜王者＞HARASHIMA vs 高木三四郎＜挑戦者＞
真のKO-D王者になるため、挑戦者に高木三四郎を指名したHARASHIMA選手。対する高木選手は前哨戦で執拗に膝を攻めつづけていて、HARASHIMA選手の膝はもう限界。追い込まれた王者HARASHIMA選手は果たして三四郎越えができるのでしょうか？
試合は序盤こそ静かな立ち上がりでしたが後半は激しいぶつかり合いで両者ダウン。限界を超えた壮絶な戦いに終止符を打ったのは渾身の蒼魔刀。ついにDDTの真の頂点に立ったのでした。
試合後高木選手が年内いっぱいの引退を表明・・・。場内から悲鳴！ HARASHIMA選手も素でびっくり・・・と思ったら、エイプリルフールでした（笑）。
高木選手が去ったあと、HARASHIMA選手はタッグパートナーとして飯伏選手を指名。「ディファカップは通過点。いっしょにDDTを盛り上げていこう。」として、11年目を迎えるDDTの新しい展開をアピールしてフィナーレ！
