今日、Google Readerでニュースフィードを追いかけてたら、こんなニュースが並んでいました。
家電Watch
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110606_451042.html?ref=rss
東京電力、6月の需給見通しは余裕あり
〜計画停電は原則不実施を継続
東京電力は6日、6月7日以降の4週間分の需給見通しを発表した。
いずれの週も、予想される最大電力よりも供給力が上回っており、計画停電の原則不実施は継続できる見通しとしている。
しかし、古い火力発電所の連続稼働等による計画外の停止や、異常な猛暑による需要の急増などが発生した場合には、需給の安定確保に支障をきたす可能性があり、節電への協力を呼びかけている。
一方、
イザ!ニュース(産経Web)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/510914/
東電、6月の電力需給は依然“綱渡り”続く
東京電力は6日、6月各週の電力需給見通しを発表した。冷房需要の増加で最大電力使用量は4370万キロワットまで上昇するとみているものの、火力発電所の追加などで供給力を4960万キロワットへ順次高め、月内の計画停電を引き続き回避する。ただ、予想を超える気温上昇や、老朽化した火力発電所のトラブルなどリスクは依然高く、首都圏の電力需給は綱渡りが続く。
東電によると、7〜10日(第2週)の最大電力使用量は3590万キロワット、供給力は4350万キロワットで、余力を表す予備率は21%と余裕がある。
だが、気温上昇で18〜24日(第4週)の使用量は4370万キロワットに増加する一方、供給力は4870万キロワットと予備率は11%に低下。需要急増に備えた適正水準とされる8〜10%をやっと上回る程度だ。昨年6月28日には5132万キロワットの消費電力を記録しており、想定を超える気温上昇があった場合には電力消費が供給力を上回る可能性は否定できない。
東電は休止していた横須賀発電所(神奈川県横須賀市)の火力設備再開など、7月末の供給力を5520万キロワットへ増強する作業を急ピッチで進めているが、これ以上の引き上げは困難。6月下旬からの計画停電再開に備え、新たなグループ分けを近く公表する。
同じ東京電力の発表を記事にしただけなのに、片や「余裕あり」で片や「綱渡り」と、全然表現が違っています。
どっちが正しいとかそういうことではなく、ただひとつの報道にだけ頼るのは危険だなぁって思いました。同じテーマを取り上げていても、朝日新聞と産経新聞では正反対のことを言ってることも多いし、日経は頭の中お花畑だし・・・。報道をうのみにするのではなく、情報の多様性を自分で確保することが、今の時代にはとっても大事なのだと思います。