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DDTプロレスさいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナ大会『さいたまスーパーDDT 2015』

5年前に始まったDDTのビッグマッチ。当時はリーマンショック後の不況まっただ中で、そんな時期に両国なんて大丈夫かという状況でした。しかし高木社長の目論見通り、この両国大会は大成功し、以後年に一回のビッグマッチが定着しました。昨年になるとDDTさいたまスーパーアリーナ進出を目指し、埼玉県での小規模な興業を定期的に打ち始め、テレビ埼玉での中継も始まり、そしてついにさいたまSA進出になったのです。これからは冬と夏の年2回のビッグマッチが行なわれることになりそう。さいたまSAと言ってもメインホールではなく、1階のコミュニティアリーナというエリアだったのですが、侮るなかれ、6000人を超えるキャパで、しかもアリーナエリアが広くて、天井も高く、外光も入るので、両国よりも大きく感じました。DDTもここまで来たんだなーと感激しました。当然超満員でした。
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ダークマッチ キングオブダーク初代王者決定戦
伊橋剛太&DJニラ vs 福田洋&星誕期

負けたら次に勝つまでダークマッチにしか出られないという嬉しくないタイトルが新設され、前の後楽園でなぜか星誕期さんとミスターが名乗りを上げ、タッグマッチに。直接ピンフォールまたがギブアップを取られた選手が初代王者に。案の定と言ったら失礼なのですが、伊橋剛太選手が負けました。最近の伊橋さんはこういうキャラがすっかり定着しましたね。マイケルのあとを継ぐのは彼かもしれません。
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第0試合 樋口和貞&河村知哉&岩崎孝樹 vs 中津良太&鈴木大&梅田公太

すっかりおなじみになったDNA勢のタッグマッチ。顔も身体もすごくいい彼らですが、やっぱり樋口選手が大きく抜けだしています。今回も彼のスケールの大きさを象徴するカナディアンバックブリーカーで勝利。彼の牙城を崩す人間が現れて欲しいな。
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前説

DDTビッグマッチでは完全にレギュラーになった山里亮太さん。前の両国では肛門を爆破されましたね。前説ではX(旭志織選手)の入場時のリアクションの練習。DDTの観客はできる観客です。
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第1試合 曙軍vsヨシヒコ軍全面対抗戦
曙&大鷲透&平田一喜 vs ヨシヒコ&アントーニオ本多&グレート小鹿

注目は曙選手がヨシヒコとどう絡むか、そしてダンスは踊るのか。みんなでダンスは楽しいな。それにしてもこの事態をマグナムT○KY○さんはご存知なのでしょうか・・・。
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第2試合 アイアンマン時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
登場順:久保佑允(DDT映像班)、ヤス・ウラノ、勝俣瞬馬、相島勇人、高尾蒼馬、佐藤光留、ベルナール・アッカ、松永智充、ゼウス、赤井沙希大石真翔、アジャコング

第1020代王者としてリングに向かうアジャに後ろからビデオカメラで映像版の久保さんが奇襲してタイトル移動。その久保さんが映像を撮りながら試合するというシュールな展開。いろいろありすぎてお腹いっぱい。最後はアジャと赤井沙希選手が残り、垂直落下式ブレーンバスターで勝利。アジャ兄さん、強いわー。
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第3試合 テレ玉presents DDT EXTREME級選手権試合 ルールランブルマッチ
彰人〈30代王者〉 vs X=旭志織〈挑戦者〉

90秒毎にルールがランダムで選ばれるというエクストリーム級。彰人選手が防衛を重ねてベルトの価値がすごく高まっていることは間違いなしで、それにX(Xは旭志織選手)が挑戦しました。関節技禁止ルールとかオンリーギブアップルールとかタッグマッチルールとか、めまぐるしく変わりながら、最後はノールールエスケープルールでX(Xは旭志織選手)がロープを利用してのエビ固めでフォール勝ちしてついにタイトル移動!
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第4試合 KO-D6人タッグ選手権試合
ゴージャス松野&バラモンシュウ&バラモンケイ〈15代王者組〉vsKUDO&坂口征夫&マサ高梨〈挑戦者組〉

あのご兄弟のおかげでさいたまSAが阿鼻叫喚に。まるでエニウェアフォールマッチにように会場全体を使っての戦いの末、坂口征夫選手が渾身のコブラクラッチでゴージャス松野選手を絞め落としてレフェリーストップ勝ち!これで次から会場内を逃げ回らずに済むと思ったらひと安心です。
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第5試合 スーパーTLC4WAYタッグマッチ
高木三四郎&葛西純 vs 石井慧介&入江茂弘 vs 佐々木大輔&宮武俊 vs MIKAMI&石川修司

前の試合と同じようにいろいろ物が飛び交うことが必至なスペシャルマッチ。最終的にリング上空にぶら下がってるバッグを奪取したものが勝利するというルールですが、石川選手がみんなから椅子をぶつけられて可哀想でした(苦笑)。三四郎がバッグを奪取し、副賞の伊豆での路上マッチが決定!
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第6試合 スペシャシングルマッチ〜愛の記憶〜
男色ディーノ vs 中澤マイケルwith松崎しげる

一足先にシンガポールに飛んでいる中澤マイケル選手の一応のラストマッチ。そして椎間板ヘルニアで欠場していた男色ディーノ選手の復帰戦。ディーノ選手はケニーだったり坂井選手だったりラストマッチを任されるのが多い気がするのですが、それは彼の人間性によるところが多いのだと思います。最後はね、感激しましたよ。泣かせるね。
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第7試合 スーパー・ササダンゴ・マシン vs 桜庭和志

スーパー・ササダンゴ・マシンはマッスルのテーマ曲に乗ってヒクソントレインで登場。もはや坂井選手であることを隠そうともしてない(笑)。で、お約束の煽りパワポ。ついに登場したピケティの21世紀の資本からのネタ。r(資本収益率)>g(経済成長率)をこんなふうに使うとは。只者ではないですね。ところでササダンゴ・マシン選手はあの分厚い本を読み終えたのでしょうか・・・。
で、お約束のエトピリカからのスローモーション。それに乗っかる桜庭選手はさすが。DDT見てたら、エトピリカとスリルは笑いなしでは聴けなくなりました。勝敗? そんなことはどうでもいいのです。
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セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合
竹下幸之介&遠藤哲哉〈50代王者組〉 vs 関本大介&岡林裕二〈挑戦者組〉

遠藤選手が3カウント獲ったら確実に泣ける。王者組の防衛を信じてメイチの声を出して応援したのですが・・・遠藤選手が追い詰められる場面はいつもより少なかったのですが、逆に竹下選手が腰を責められて窮地に。遠藤選手の場外へのスカイツイスターが出たり、竹下選手が関本選手をジャーマンで投げたり、それなりに見せ場はあったのですが、やはりストロングBJの強さは只者ではありませんでした。バケモノです。最後は遠藤選手がピッサリのゴーレムスプラッシュで轟沈。
次の稜線者は・・・スーパー・ササダンゴ・マシン&男色ディーノ。新王者組がポカンとしてるのがビジョンで大映しされて場内大爆笑でした。この新王者には真正面から行っても敵いそうもないので、逆にSSM・ディーノ組のようなほうがチャンスがあるのかもと一瞬思いましたが、それは買いかぶり過ぎかもと・・・(笑)。
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メインイベント KO-D無差別級選手権試合
HARASHIMA〈48代王者〉 vs 飯伏幸太〈挑戦者〉

5年半ぶりに激突するDDTのエースvsゴールデンスター。5年半前はフェニックス・プレックス・ホールドという「プロレスごっこ」時代の大技で飯伏選手が勝っているのですが、果たして今回は。HATASHIMA選手にだって自負があるでしょうし意地もあるでしょう。どう考えても好勝負以外はありえません。
飯伏選手のボデーを攻めて有利に進めるHARASHIMA選手でしたが、勝負に来たHARASHIMA選手のスワンダイブ式蒼魔刀をジャンプして上からフットスタンプをして切り返すなどの、常識をくつがえす飯伏選手の身体能力の高さが、HARASHIMA選手の意地を上回りました。最後はやはりェニックス・プレックス・ホールドで完璧3カウント。投げられる体勢になってHATASHIMA選手も抵抗したのですが、投げ切られてブリッジが決まると、あれは返せないでしょう。投げるまでの時間がかかるのが難点ですが、いざ決まってしまえば脱出不能の究極のスープレックスだと言ってもいいでしょうね。
次の防衛戦は3月21日での春日部のビッグマッチです。飯伏選手はヨシヒコを指名したいましたが、どうなるかな。5年前も初防衛戦がヨシヒコだったはず。あの一戦はもはや伝説ですもんね。
エンディングでは飯伏選手がステージ上の台に上がって花火を着火。すると場内で大きな花火が派手に上がりました。そしてベルトを巻いた飯伏選手にHARASHIMA選手が待ち受け、リマッチを要求するところに「やっぱりシンガポールに行かない」という奥様を追いかけけるマイケルさん・・・。ちゃんとオチが用意されていましたよー。楽しかった!!!!
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最後に、少々提言。
始まってから休憩までの時間が長過ぎます。ダークマッチ入れると8試合ありましたからね。あたしはスーパーTLCマッチの準備の時にトイレ行けたからよかったですが、トイレがひとつしかないのでめちゃめちゃ長い列ができていて、休憩時にももう一度トイレに行ったのですが、気が遠くなるくらい長い列になっていました。しかも再入場禁止だったので、外のトイレにも行くことができないという状況。もうちょっと考えて欲しかったなー。