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こだわるオヤヂの正しい姿かも:偉いぞ!立ち食いそば


昨日の夜に買った『偉いぞ!立ち食いそば』ですが、もう今朝読み終えちゃいました。薄い単行本だしエッセイだしイラスト入りだしで簡単に読めます。

買ったキッカケはというと、会社に読みかけの本『被害者は誰?』を会社に忘れてきちゃって、手持ち無沙汰なので駅の近くの本屋さんに入ったら、平積みされてたから。
そば好きのあたしには「これを読まなきゃどうすんの?」って本が訴えかけてくる気がして、何気に目次を開いてみたら、「春菊天はうまい!」っていう章を見つけちゃって、三度の食事より春菊天そばに目がない(変な表現です)あたしは、これはあたしのために書かれた本に違いないって思って(勘違いさせられて)買いました。

偉いぞ!立ち食いそば
偉いぞ!立ち食いそば
posted with amazlet on 06.07.12
東海林 さだお
文藝春秋 (2006/06)


最初は2日間で東北地方の駅弁を24個食べ歩くというのがあって、その次にメインの立ち食いそばの話。東海林さだおさんが、富士そばの全メニュー制覇に挑むという内容なんですけど、これが超笑える。
立ち食いそば屋さんにおけるオトコの美学なんて知ったこっちゃないけど、立って足を組んで足の裏を見せながらとか、食べる姿勢とか、ホントど〜でもいいことばかり書いてて、くだらなくて楽しい。
で、その「偉大なる挑戦」の後、富士そばの社長さんとの対談も楽しめます。けっこういいかげんに見えちゃう富士そばなんだけどちゃんと考えてるんだなぁ(当たり前か)って感心しちゃいました。


それ以外は、温泉とか湯気とか食事のマナーとか、すごく飛躍する東海林さんの想像力には、ホント脱帽です。


評価は★★★★☆。
ほんとなら5つでもいいんだけど、個人的に富士そばはあんまし美味しいって思ってないので(笑)。