今朝の午前0時まで寝ないで、Negiccoの3rd AL『ティー・フォー・スリー』のハイレゾ音源がOTOTOYでダウンロードできるまで待ってて、0時ジャストに購入手続きをし、アルバム全部を通して一度だけ聴きました。
今回の3rd ALは発売前から「相当いいらしい」「前作を超えた」と評判が流れてきてたのですが、実際に聴いてみるとね、アルバム全体を通してのコンセプトがまったくブレずに、ひとつの作品として完成しつくされてるという印象を持ちました。普通のアルバムだとシングル曲だけコンセプトからズレたりするもんだと思うんですが、「ねぇバーディア」も「矛盾、はじめました。」も、完全に溶け込んでて浮いてないし。
近年のNegiccoを評するときにいわゆる「渋谷系」サウンドの再現だと言われることが多いですが、あたしは渋谷系についてあまり詳しくはないけど(まあ一種のバズワードだと思ってるし)、誰かが「渋谷系の真の継承者は新潟にいた」と言ってたことを思い出しました。
まさに極上であり至高であり、現時点でのNegiccoの魅力をパーフェクトに納めた作品に仕上がっております。Negiccoのサウンドを「アイドル」というカテゴリーに括ってしまうのはもったいないと思うんです。Negiccoの魅力にクリエイターたちが憑りつかれて最大限の賛辞を送っているこの状況を、もっと世間に伝わってほしい、そうあらためて思わせてくれる作品です。
ぜひ!
騙されたと思って!
ティー・フォー・スリー
posted with amazlet at 16.05.24