momo☆彡のスタイル。II

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マジメにマルチメディアの世界を考えてみちゃった。

今日は、aikoの「夢の中のまっすぐな道」と、day after tomorrowの「day alone」をレンタルしてきました。以前はCD-Rにダビングするだけだったのですが、最近はWindows Media Playerで、WMA形式でパソに取り込んでたりします。
それはきたるべき、ポータブルデジタルプレーヤー購入のためです。
momo☆は、パソで音楽を聴いたり、テレビやDVDを見たり、ネットで映画を配信されたりっていう、よーするにマルチメディアにはあまり興味がないんですよね。
テレビはテレビ、DVDはDVD、パソはパソ、音楽は音楽って、分かれてないとなんとなくイヤなひと。
今でもパソ打ちながら、時々横を向いてテレビ見たりしてますもん。




マルチメディアっていうと、なんか世界の楽園のように言われてますよね。だからテレパソが売れてるのでしょうし、電器屋さんに行っても、DVDマルチドライブなんてのが山積みになってて、どれも驚くほど安いです。
それって、パソでテレビを録画してDVDに記録して残しておくとか、その画像を圧縮してポータブルプレイヤーで見たりとか、そんな使いみちが流行ってるようなんだけど、momo☆にはもうついていけない世界になっちゃってます。


確かにマルチメディアは便利な世界かもしれないけど、それで失ってしまうものも多いんじゃないかな?
ポータブル化するってことは圧縮して音が悪くなってしまったり、画質が落ちるのは避けられないですよね。圧縮したモノに慣らされてしまうってことは、本当にいいものを「いい」と感じたり見抜いたりする能力がどんどん退化していってしまうように思うのです。つまり便利になるってことは、不要なモノを切り捨てるってこと。なんか会社のリストラとおんなじような気がしちゃう。
momo☆は、どうせならいい音で楽しみたいし、いい画で感動したい。


 


いつかも書いたけど、時と場所を選ばないっていうのは、人間に余裕というか遊びの時間をどんどん奪っていってしまう、そんな気がするんです。
momo☆は家やクルマの中で音楽に囲まれていたいって思うけど、マルチメディア化されたモノに追いまわされたくはないって感じ。ポータブルプレイヤーはそのうち買うけど、どっちかというと持っていった本が読み終わってしまったときと、会社で昼休みに聴くくらいかなぁ。


ホリエモンさんが、ラジオ局を買収して、インターネット技術と今のテレビやラジオを合わせて、もっといいものを提供したいとか言ってるようだけど、それで本当にいい世の中になるのかな?
たとえばお年寄りのように、そんなの使いこなせない人だっているわけだし、そういう人を切り捨てることにもなっちゃう。難しい言葉でいうとデジタルデバイドっていうらしいけど、そういう人を生み出すような世界が幸せなのでしょうか?


 


愛・地球博が開幕しました。地元の人間はともかく、マスコミと企業は盛り上がってますよね。その万博でももうデジタルデバイドが起きてしまうようです。
万博では混雑回避のために、多数のイベントやパビリオンの多くでインターネットやケータイでの先行入場予約を受け付けてますけど、オペレーターによる電話予約は一切受け付けていないんだそうです。つまり、ネットやケータイが使えない年寄りを炎天下に並ばせ、その横をネットで予約した若者がスイスイと抜かしていくことになる・・・。これがIT社会の姿ということなのでしょうか。



万博の例はちょっと違うかもしれないけど、やっぱりマルチメディアではヒトはハッピーになれないんじゃない?ってmomo☆は思ってしまうのです。
だから、ホリエモンの描く夢の世界って、momo☆にはやっぱり理解できそうもないです。