今日はDDTの後楽園大会でした。
第ゼロ試合はゴージャス松野さん。写真で緑色のコスチュームを着てるのが松野さんで、対戦相手は女子レスラー。試合は結局松野さんのギブアップ負けでした。
彼はみんなにバカにされてるけど、いっしょうけんめいお客さんを楽しませようと、がんばってキャラ作ってる。お客さんもそんな松野さんのことを認めながら、そのキャラに対して期待通りの罵声・・・・というかバカにしたような笑いを浴びせる・・・浴びせてあげる。松野さんの狙い通り。
お客さんは松野さんのヤラレっぷりと下手な試合に期待して、松野さんもそれにこたえる。そりゃあ確かにへたくそだしヘタレなんだけど、彼はそれを売りにして、口だけでえらそうなことをいうキャラに徹して、40歳半ばで愛のヒーローなんていう感じのコスチューム着てがんばってる。
たとえば、ヒール、つまり悪役の人に「本当はいい人なんだよ」みたいな接し方をするのは失礼。
悪役の人には、ブーイングをしてあげないといけない。それが正しいプロレスの応援の仕方です。
だから笑われ役の人には思いっきりバカにした笑いを浴びせないと失礼なのです。
