今日はアカデミックな話題です。
アメリカのカリフォルニア工科大学などの研究チームが、冥王星より外側を周回する「10番目の惑星」を発見したんだそうです。
太陽からの現在の距離は冥王星の太陽からの平均距離より2倍以上遠い約145億kmで、最も近づくと53億kmになるんだそうです。もう想像すらつかない。
これまでも10番目の惑星候補はいくつも見つかってはいるけど、冥王星よりも小さいという理由で「惑星」とは認定されなかったんだけど、今回のは冥王星（直径はおよそ2300km）より大きく、直径は2700〜3000kmだと推測されるから、惑星だとしてるんだそうです。
地球の半径がだいたい6400kmだから、その半分にも満たない小さな星。
じゃあ「惑星の基準」っていったい何なんでしょう。
実はこれ、はっきりした基準がないんです。はっきり言うと、惑星ではなく小惑星としか言えないような冥王星を惑星としちゃったので、これより大きなものを惑星とするんだっていうことのようです。
その冥王星だって実態は何もわかってない。
なんかいいかげん・・・。
