毎週聴いてるTBSラジオ土曜日夜10時からの「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」（略してタマフル）がつまらなくなった。
まず放送時間が30分短縮されたしわ寄せでオープニングトークが大幅に削られて、ちょこっとラボが消滅してしまったこと。
次に、っていうかこれが一番大きいんだけど、名物コーナーの「ザ・シネマハスラー」が「ムービー・ウォッチメン」にタイトルチェンジしただけじゃなく、宇多丸さんが「見たくない映画」が当たってしまった場合、1,000円払えば、別の映画に帰ることができるようになったというシステムを導入したこと。シネマハスラーではサイコロ振って次週の映画を決めてたので、最大6つの映画から選ばれていたのだけど、ムービー・ウォッチメンではガチャガチャになって、4つの映画から選ばれるよう変更されてしまったのです。これでどうゆう影響が出ているかというと、外れの映画を宇多丸さんが見ることがほぼ無くなったんです。これまでは宇多丸さんが、ひどい映画をdisるのも楽しみのひとつだったのにそれがなくなってしまったんですよ。これは大きいマイナス。
さらに言うと、宇多丸さんの映画解説が変貌しつつあることも問題だと思う。どういうことかというと、映画の内容や背景を解説するんじゃなく、監督や脚本家の過去作を振り返って、映画の周辺情報をなめている時間が圧倒的に多くなったんですよ。これって映画評じゃなくない？って思う。あと、宇多丸さんと仲がいい監督の作品は絶対に褒める。むりくり褒める。これじゃつまんないよ。
というわけで、放送開始前に眠ってしまい、目が覚めたら番組も終了してたりする（その時、これまたクソつまんないエレ片のJUNKっていうのが流れてたりするのも不快）。ポッドキャストも未消化のままiTunesに残ってる。
タマフルもそろそろ賞味期限が近くなってるんじゃないかしら。
