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神田松之丞・まっちゃん祭2018 @よみうりホール、昼夜公演観てきました。

講談師・神田松之丞さんの講談会、昼の部と夜の部、両方観てまいりました。

昼の部は、問わず語りからの、たまむすびの赤江珠緒さんとの対談コーナー、そして赤穂義士伝から三本も講釈をかけてもらえました。義士伝は貞寿先生が二ツ目のときしか聴いたことがなかったのですが、今回のお話はどれも初めてお聴きするものばかりで、松之丞さんの独特の語り口調が際立っていました。三本目の「荒川十太夫」は泣きそうになりましたし、実際に周りのお客さんで泣いてる方もいらっしゃいました。やっぱり講談といえば義士伝、ですね。もう来月は12月だし。





夜の部は、師匠の神田松鯉先生、神田愛山先生、そして姉弟子の神田阿久鯉先生との4名での俥読み。前回の松之丞さんのイベントで第一話目だけ聴いてその続きがすごく気になってた「徳川天一坊」のお話。愛山先生の講釈は何度かお聴きしたことはありましたが、松鯉先生と阿久鯉先生のお話を聴くのは初めてだったということもあり、実はあたしは昼の部よりも夜の部のほうがより楽しみにしていたんです。徳川天一坊の話は神田派の祖である初代・神田伯山先生が、実際にあった「天一坊事件」をベースに書き起こしたフィクションらしいのですが、物語の完成度が素晴らしいんだろうなって想像に難くないのです。


みなさんのお話の口調がそれぞれ独特で、どのお話も素晴らしく楽しめました。座席が最前列だったということもあって、もう大興奮でした!!!

あたしが講談に初めて触れたきっかけは、ゴールデン街で通ってたお店のバイトの子が、荒木町のお店に移って、そのお店のオーナーが三味線の師匠で、その三味線の師匠が出演する講談独演会に行ったことがきっかけでした。それが当時二ツ目だった一龍斎貞寿先生で、貞寿先生が真打ち昇進直前に開催した二人会の相手が神田松之丞さんで、あたしは神田松之丞さんのことをそれまでまったく知らなくって、それで神田松之丞さんを初めて知ることになったんです。あたしの松之丞さんの第一印象は「すごく汗っかきな講釈師さんだな」って(’笑)。
当時から松之丞さん(貞寿さんは「まつくん」って呼んでた)は大人気で、二人会も椅子は満席、立ち見も入りきれないくらいだったんですが、松之丞さんのラジオがきっかけでマスメディアに露出する機会も増えています。


講談を聴くたびに思うこと、それは「日本人で良かった」ってことかな。
人種とかそういうことではなく、日本の文化に直接触れられて感覚としてエモーショナルになれる環境に育ってよかったなっていう意味でね。



今日買ったもの。