観に行ってきました。
結果や内容はここ。
https://www.ddtpro.com/results/2983
いい興行でした。最近のDDTは安定感が出てきた気がします。偉そうだけどごめんね。
一番のトピックは、石井慧介選手がいつでもどこでも挑戦権を行使し、試合前の遠藤哲哉選手に挑戦したことかな。石井選手曰く「疲れてる相手に勝ったって意味がない」ということ。男だなー。そしてガンバレ☆プロレスを背負ってるからこその、真正面からの正々堂々の挑戦権行使だったんでしょう。そして正面から受け、きっちり勝利して、マイクで減らず口をたたく遠藤哲哉選手も、男だし、そして、タイトルマッチ直後の本戦のタッグマッチで、王者で防衛したばかりの遠藤選手を秒殺した坂口征夫選手も男臭くて、最高。
ただ、ファンの視線はちょっと、いや、かなり遠藤選手には厳しい気がします。まあわからなくもないけど。好きだからこそ、デビューから後楽園を欠かさず見てるかこそ感じちゃうのかもしれないけど、やっぱりまだまだ「王者」としても風格というか、貫禄というか、いわゆる”説得力”というものがない。いつどこ権をアメリカ遠征で行使して、同じユニットの佐々木大輔選手からタイトルを奪うと、大石真翔選手、石井慧介選手からしか防衛していないし。もちろん格があとから付いてくるということもあるのでしょうけど、次の挑戦者である坂口征夫選手、そして大田区体育館でのKING OF DDT 2019優勝者である竹下幸之介選手を下してこそ、真の王者だと認めてもらえるのだと思います。
結果を先に書いちゃったけど、決勝戦である竹下幸之介vs高尾蒼馬は、お世辞抜きでものすごくいい試合でした。ダムネーションの介入を断り、正々堂々の勝負を挑んだ高尾選手には、やっぱりドリフ世代の意地―――――しかも同じドリフの仲間だった石井選手が前述の通りタイトルマッチで敗れてるし――――があっただろうし、すごく男気を感じました。本当にかっこよかった。あたしは大舞台での高尾選手の勝負運の良さに期待したのですが、やっぱり竹下幸之介は強かった。強い。圧倒的に強い。
どうか、遠藤選手には強敵の坂口選手戦を突破してもらって、大田区大会で、宿敵の竹下幸之介をがっぷり四つでぶつかって、完全勝利をして、全DDTファンに新王者として認めさせてほしいのです。
あなたなら、きっと、できる。