無意識のうちに、吸うタバコの本数が減っています。別に禁煙しようってわけではないのですが。
ドトールで読書しているときも、１本くらいしか吸いませんし。このまま禁煙できれば,、そのタバコ代を別の支出にするか、あるいは貯金するとかね。
タバコといえば、桐野夏生さんの『グロテスク』は上巻の半分くらいまで読みました。
主人公のモノローグで物語は進んでいきます。あたしが大学生のとき、あたしは外部からの推薦入学だったのですが、同じクラスに上流階級の附属上がりの学生との間に、確実に境界線があったので、「なんかあんだよね」という印象で、ヒエラルキーとか、ピラミッドだったり、そういうものは確実にあったので、この作品の「語り手」とも理解できる点が多かったように思います。
間違っても桐野夏生さんの作品なので、きっと読後感はあんまりなんでしょうし、実際、エリートOLでありながら、夜は娼婦として売春をしてて、殺害されるのですもん。読後感がいいわけないですよね。
グロテスクの上下巻で、在庫がなくなってしまうので、新しい作品を手にいれました。
