momo☆彡のスタイル。II

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短編もいいかな?

ここのところ、短編集ばかり読んでます。
基本的には長編小説が好きなので、読むものがなくなってしまったときにくらいしか読まないのだけど、ハサミ男で大失敗をしたあとだから、好きな作家さんの文庫本となると、もう短編集くらいしか残ってなかったりします。


 

今週読んだのは、
乃南アサさんの「嗤う闇」、「未練
そして真保裕一さんの「防壁」の3冊。
嗤う闇」は単行本だったけど、古本だったのでお安く買うことができました。「未練」は文庫をセブンアンドワイで予約販売で購入しました。


 


嗤う闇」も「未練」も、どちらも音道貴子シリーズ。音道貴子シリーズは、最初が直木賞受賞作の「凍える牙」、その続編が「花散る頃の殺人」という短編集で、その後が「」という書き下ろしの長編。「嗤う闇」は「」の後のお話で、「未練」はそのさらに後。
momo☆はこのシリーズの主役の音道貴子も大好きなのだけど、シリーズに出てくる脇を固める刑事たちも大好き。ぜんぜんかっこよくないんだけど(けっこう不潔っぽいオヤジ)、とても人間味があって、底に流れてるものがすごく熱い。だから近くにいると温かみを感じる・・・ような人たち。
凍える牙」からずっと登場してる滝沢刑事なんて、嫌味ばかり言うイヤなオヤジなんだけど、今ではもう出てこないと寂しいくらい、いい味出してます。


シリーズものは手を出しにくいと思いますが、音道貴子シリーズはほんとオススメで〜す。