momo☆彡のスタイル。II

Welcome to momo's weblog! Do not hesitate to leave your footprints on this site.

サイゴウジョンコ

NHKの朝ドラ、ファイトを見てます。
今週は物語のクライマックスでした。
 
物語は、前半のグダグダ感もなくなって、後半になってすごくテンポもよくなった。
主人公の優と群馬競馬のサラブレッド・サイゴウジョンコとその周辺の人々のかかわりが丁寧に暖かい目で描かれてる。そんな中でずっと悩んできた優が自分の本当にやりたいことを見つけるというとても重要なシーンが続く。
 

 
そんな重要なシーンは群馬競馬の村上厩舎が中心の舞台となっているのだけど、厩舎のことを丁寧に取材しているなぁっていうのがよくわかります。たとえば、日々の追い切り(トレーニング)のことや、寝ワラの手入れ、馬の手入れのこととか、正確に描かれてるなぁって思う。それと、物語の中で「馬主」を「ばぬし」でなくて「うまぬし」と正しく読んでいるのはびっくりというか感心しちゃいました。
でも、そんなに細かく厩舎関係の取材をしてる一方で、それだけに、物語を盛り上げる競馬のシーンやサイゴウジョンコを取り巻く状況のつくりが甘いのが気になりました。
たとえば、G1レースでの最後の直線で、先頭の馬との追い比べになってもジョッキーがムチも入れずに普通に走ってるし、G1なのにゼッケンが特別競走のものだし。
G1勝利後、脚の故障で引退したジョンコは、G1を勝った馬なのに繁殖牝馬として引き取り手がなくて処分されそうになるなんて現実的にはほぼありえないし。いくら血統が悪いって言っても、地方所属として初めて中央の芝のG1を勝った馬なら、血統が悪くてもその仔馬は必ず高値で売れるはずだから。
ジョンコのジョッキーがG1レースで着てる勝負服が、地方所属馬のものではないのは、馬主が西郷さんから今岡さんに替わって、今岡さんがきっと中央競馬に馬主登録があったんでしょう。そう考えましょう。
 
さて、物語はいよいよのこり3週です。
優と太郎の関係はどうなってしまうのでしょうか。
あ〜ん、もうじれったいっ!