この時期、会社から帰る時間帯はもう真っ暗です。
あたしは自宅と駅の間を自転車で通ってるのだけど、暗くなってもライトを点けない自転車が多いことに驚かれます。これは法律でも決まっていて、夜間ライトを点けないで自転車に乗ると、道路交通法52条第１項に違反することになります。
世の中の多くの人が自転車のライトは「運転している自分の前を明るく照らして障害物や道路の穴を避けるようにするため」って思ってません？だからどうせライトなんて暗いし、発電機のせいでペダルが重くなるからライト点けないって考える人が多いのかと想像します。
けどね、ライトの本当の意味ってそうじゃないんですよね。
自転車のライトは、自分が障害物を知るためではなく、他人から自分を知ってもらうために点けるんです。
それを言っても「ライトをつけていなくても、自分はクルマに見えている」って思い込んでいる人が多そうだけど、自分がクルマを運転してるとすぐに気付く。無灯火の自転車がいかに危険かどうか。暗闇から急に出てくる自転車にビックリしたことが何度かあります。クルマからの夜間の視野なんてたかが知れてるんです。夜間にライトを点けない自転車なんて自殺行為です。事故にあっても文句言えません・・・。
ライト以外にも、携帯電話で話しながら自転車に乗ったりとか、自転車のマナーって本当にないがしろにされてるなあって思うことが増えました。
自転車にも自動車と同じように道路交通法違反には罰金を課すとかしないとダメなんでしょうか。自転車は軽車両、同じ「車両」なんですから。
