おもしろかった!
裁判員に選ばれた主人公の専業主婦・里沙子が、審理が進むのに合わせて自分自身の境遇を重ね合わせてしまったことで見える、各家族が不可分的に内包しているリスク、あるいは落とし穴が里沙子の視点で語られる心理サスペンスです。
きっとほとんどの読者が「自分」を重ねてしまい、読み終えるまでにその普遍性を理解できるようになるかもしれません。
世帯を持つ前に夫婦でよむべし(笑)!
この作品も映像化されてたんですね。機会があれば観たいなあー。
次はコレです。
ついに在庫がなくなりました。また買わないと。