昨日は前半の「ナオミの章」を。そして今日の半日で「カナコの章」を一気読みしました。
感想:めちゃめちゃ、面白かった!!
前のエントリーにも書いたんですが、ふたりが決行した「クリアランス・プラン」は、全国に張り巡らされた防犯カメラによって、あっさりと崩されます。
アマゾンのレビューではその計画の杜撰さを理由とした厳しい意見も目に付きましたが、でもこの作品の主題は「謎解き」ではないから、計画が穴だらけのは問題にならないと思いました。エンターテインメントとしてじゅうぶんにカタルシスを得ることができました。徐々に追い詰められる後半では、まるでカナコが憑依したかのように一緒に緊張して、ページをめくる手が止まりませんでした。
やっぱり奥田英朗さんの作品は最高に良いですね!
この作品「ナオミとカナコ」はテレビドラマ化されていたんですね。
機会があればぜひ観てみたいです。
さてさて、次は何を読もうかしら。