行ってきました。
見届けてきました。
全女の最期。
会場は超満員。普段の4倍は入ってました。こんなに入ったのは、納見クンの引退の日以来かな。
もう、涙腺うるみっぱなしでした。
会場には、脱走した若手選手も遊びにきてたし、ジャンボ堀さんとクレーンユウ（本庄ゆかり）さんもセコンドについてた。阿部四郎もレフェリーやって、再試合にはジミー加山がレフェリーで出てきて、ダンプさんに竹刀でバシバシ殴られてて、すっごく懐かしかった。
木曜日の夜に家族でお好み焼きを焼きながら女子プロレス見てたのを思い出しちゃった。最後の試合は、全女所属で怪我をしてない4人だけのタッグマッチ。この4人のうち3人は今日が2試合目で、米国人のアメージング・コング選手は2試合連続。選手会長の渡辺選手は極悪同盟のZAP・Tとしても出てたから3試合目。ホントすごいです。
で、試合はあまり盛り上がることもなく、あっけなく前村選手がフォールされて試合終了、その瞬間に全日本女子プロレス37年間の幕が下ろされました。
この日は全女にかつて所属してて、現在はフリーだったり、別の団体に所属してる選手も試合に登場したけど、結局第1試合の豊田真奈美・下田美馬（昭和62年組）vs伊藤薫・渡辺智子（平成元年組）がいちばん盛り上がったというのが、現在の全女の姿を見事に物語っていた気がします。
試合後のセレモニーの途中でOGがリングに上がって、ひとことづつあいさつしてたけど、ダンプ松本さんが号泣してましたのがいちばん印象的でした。ダンプさんが「悔しいです！今日ここにきてない（長与）千種や（ライオネス）飛鳥もきっと悔しくて泣いてると思う」って言ってた。飛鳥はそうかもしれないけど、千種は泣いてないよね・・・。むしろうれしがってるんじゃない？
そのセレモニーで、かつてのジミー加山こと松永国松副社長？が土下座してファンにお詫びしてたけど、それアンタ、謝る相手が違うよってば。いちばんかわいそうなのは選手だよ。バブルに踊って放漫経営してきて会社が倒産しても、選手は懸命に復活させようとがんばってたじゃない。それにあぐらかいて何もしてこなかった松永一族、アンタたちでしょ？
全女が消滅して、鬼子のGAEAも解散し、どんどんフリーが増えて、新人が出てこないから、ますます先細りになってきちゃう。神取さんが改革案を掲げてるけど、10年遅いよね。
もうmomo☆は女子プロレスをテレビで見ることはあっても、会場まで見に行くことはないんだろうな〜。
