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都知事選


昨日、松沢成文神奈川県知事が、4月10日投開票の東京都知事選に出馬すると表明しました。
松沢神奈川県知事といえば、日本の自治体で初めて『受動喫煙防止条例』を施行したひとです。この受動喫煙防止条例、悪法だと思ってます。悪法も法なので仕方がないのですが、受動喫煙防止条例の目的は『不特定多数の者が出入りすることができる公共的な空間における受動喫煙による健康影響を防止すること』で、「第1種施設」(病院、学校、劇場、官公庁など)では原則禁煙、「第2種施設」(飲食店、ホテル・旅館、カラオケボックスなど)では禁煙または分煙とすると定めています。また施設管理者の義務として『施設の入口などに禁煙・分煙等の表示を行うこと、喫煙区域に未成年者を立ち入らせないこと、喫煙禁止区域にたばこの煙が流れ出ないようにすること。また、禁煙・分煙の措置を利用者に周知すること、分煙とした場合に喫煙禁止区域を公共的空間の2分の1以上とすることを、努力義務とする。』としています。要するに分煙をする場合は煙が漏れないような密室をつくらなくてはならないというわけで、これに過剰反応したマクドナルドやロイヤルホストでは全面禁煙になって、一部のファミレスでも狭い喫煙ルームを設けて座席での全面禁煙をしているところが増えています。うちの近くのバーミヤン、ジョリーパスタは完全禁煙になってしまいましたし、県内では分煙として残っている飲食店を探すのがだんだん難しくなっています。
なんとうちの会社では喫煙ルームが完全撤廃されてしまいました。こんなの明らかに過剰反応だと思いますが…。


あたしはマナーを守らない喫煙者が多いので、法律で縛るのはやむを得ないかなって思いますけど、この条例は明らかにやりすぎのように思います。実際飲み屋さんで完全禁煙にしたら客足が遠のくでしょうし、完全分煙しようとしたらコストがとても高くつきます。中小の事業主にとってはとてもハードルの高い条例であることはすでに多方面で述べられています。


あたしが書きたかったのはこの条例の是非ではありません。松沢知事が都知事に立候補してくれるおかげで、神奈川県知事を辞めてくれるのはうれしいのですが、もし都知事に当選してしまったら、この悪法が東京都にも展開される可能性が極めて濃厚ということです。あたしがいつも足を運んでいるゴールデン街の店舗で、この条例に従って完全分煙できる店なんてゼロでしょう。そうなると店舗は死活問題です。あたしは完全禁煙の飲み屋なんて行きませんからね〜。


あたしは神奈川県民なので都知事選に投票権はありませんが、ぜひ投票権をお持ちの都民の方には、松沢候補に投票しないでいただきたいなーって思います。
ほかには居酒屋チェーン「ワタミ」前会長、渡辺美樹氏、共産党の元参院議員、小池晃氏も立候補を表明していますが、なんか究極の選択というか、だれが当選してもお先が暗そうですよね…。


石原慎太郎でいいのに(ぼそっ)