今朝、読み終わりました。
前作の「カラスの親指」から10年以上経ち、あのメンバーが大掛かりなペテンのために再集結します。
もちろん面白いのですが、大掛かりなペテンより、そこに至るまでのメンバー間の騙し合い(あるいは作者が読者に仕掛けた騙しポイント)が多すぎる気がしますね。肝心の大ペテンも「それほどのもんか?」になってしまうし、余計なエピソードが多すぎる気がしました。Amazonさんのレビューでは概ね高評価だったので、あたしがどっかおかしいのか・・・って考えてしまいました。
まあ続編ってそんなもんですよね。不満というか消化不良というか、モヤモヤが残りました。
それと、前作を読んでいないと、さっぱり理解できないと思います。
そういう点で、「しょせん」続編でしかありません。
次はどれにしましょうか。在庫は2冊しかないのですが。