momo☆彡のスタイル。II

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中江有里さん『万葉と沙羅』読了しました。

読み終わりました。
中江有里さん著。
大きな事件が起こるわけでもなく、万葉と沙羅の二人が「本」をキーワードにして、それぞれの時間を淡々と物語る、リレー式の連続短編集でした。
大きな出来事がないので、そのままのペースで、特別なパンチラインも用意されていません。ましてやこの二人が恋愛に落ちることもなく。
万葉は大学の、沙羅は高校の。それぞれの通信制に通っています。これは中江さんの経験が生かされてるかな?
途中から沙羅の出番がほとんどなくなります。沙羅の方ももっと深掘りしてほしかった気がしますね。
この本、間違って2冊買ってしまったので、1冊はおともだちに差し上げたのですが、それは失敗だったかも、と思いました。中江有里さんの著書として最初に勧める本ではないように思いました。


次は久しぶりの乃南アサさん。
雫の街のほうが続編らしいので、こちらは後回しです。


ちょい乗り。
明日こそがんばります。